Teams会議中にハウリングが発生すると会話がしづらくなったり、イヤホンから不快な音が聞こえるなどしてつらいです。
特に、会議室などに集まってTeamsで打ち合わせを開始しアジェンダを話し始めた矢先のハウリング発生や、遅れてきて途中参加した人が引き起こすハウリングは会議の品質を下げてしまいます。
そのようなハウリングが発生しないようになる機能が提供準備に入っていることがわかりました。
ハウリング検出&自動ミュートはデスクトップアプリ版に提供される
2023.1.27にMicrosoftが公開したロードマップを見ると、次のような内容が書かれています。
When multiple people join a meeting in the same room then a feedback loop is created which causes echo and in most cases the echo quickly escalates to howling (like when a musician holds the mic too close to a loudspeaker). If multiple users on laptops join from the same location, we share with the user that another Teams Device is detected in the vicinity and is already joined with audio to the current meeting. We will automatically mute the mic and speakers of the person who has joined post a user who has joined with audio on.
< 要約 >
複数の人が同じ部屋(物理的に同じ部屋)でTeams会議に参加するとフィードバックループ(≒ハウリングのこと)が発生します。
このアップデートでは、PCで同じ部屋からTeams会議に参加するときに、他の参加者が音声ONでTeams会議に参加済であることを通知してくれて、かつ自動的にミュートしてくれるというものです
Feature ID: 92391
対象デバイス:Windows、Macにおけるデスクトップアプリ
もちろん、手動クリックでミュート解除することができます。
会議中のミュート運用についてはこちらにノウハウを書いていますので参考にされてください。
リリース時期
まもなく、2023年3月予定となっています。
※GCC-High(Government Community Cloud High 高度に機密な状況で航空、防衛業者などと取引を行う政府顧客向け):4月上旬に展開を開始し、4月下旬完了予定。
※DoD(Department of Defense:国防総省):5月上旬に展開開始し、5月下旬に展開完了予定。
ちょっとひとこと
今回はお知らせのみなので、短めでした。
ITリテラシーの課題で、ハウリングの対応は残念ながら一定対応しなければならないことがありますので、自動的に検出&ミュートにしてくれる機能で助かる情シスさんもいるのではないでしょうか。
AIの進化で人の定型的な雑務は減っていきますね。こういう形で仕事を奪われるのは大賛成です。
Teams活用のノウハウ
最後までお読みいただきありがとうございました。
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では、また次の記事で。