外でTeams会議に参加していると、あっという間にギガが減ってしまって月の通信量の上限に達してしまうことはありませんか?
Teamsは非常に便利ですが通信量が大きいのは、可能な限り減らしたいところです。
7GBを超えると通信制限がかかる契約の方も多いでしょう。
今回の記事ではTeamsの通信量を減らす方法について解説していきます。
スマホの通信量を減らしてくれる設定が実装された
iOSやAndroidのスマホに入れているアプリの設定で、通信量を減らすことができるようになりました。
非常にかんたんな設定なので、早速設定をしていきます。
スマホのTeamsアプリを起動して、写真をタップ→設定を開きます。(執筆時点Androidの例)
次に、データとストレージをタップします。
ビデオ通話の部分をタップします。
「データ使用量を減らす」の項目で、「携帯ネットワークで減らす」もしくは「常時」をタップします。
- 携帯ネットワークで減らす:Wifi環境ではデータ使用量を減らさずに4Gや5Gなどの携帯ネットワークでは通信量を減らしてくれます。
- 常時:スマホでTeams会議に参加する際にはWifiかどうかは関係なく常にデータ使用量を減らすようになります。
会社のWifiが遅いなど、全社的にネットワークが遅い場合は常時に設定するルールにすると良いでしょう。
写真をアップする事が多い場合は画像のアップロード品質を下げるのも効果的
Teamsの通信量はビデオ会議が最も多いのですが、製造や修理、建築現場などでは多くの写真撮影を行います。
その写真を他の人と即座に共有できるのはTeamsのメリットであるものの、枚数が増えるとデータ使用量が多くなってしまいます。
取り急ぎ共有する写真が高品質でなくてもOKということであれば、スマホからアップロードする写真画像の品質を少し落とすことでも通信量を減らすことができます。
設定は先ほどの「データとストレージ」の中にあるメディアの欄で「画像のアップロード品質」をタップします。
画像のアップロード品質の設定で「常に低解像度で送信する」をタップするだけです。
この設定で問題なく運用できるようでしたら、データ通信量をへらすことが可能です。
逆に、通信量が増えても良いのでもっと解像度の高い高精細な画像でやりとりしたい!という場合にはデフォルト(初期値)の自動から、「常にフルサイズを送信」にすることで高精細な画像のやりとりをすることが可能になります。
Teamsの通信量自体については、過去の記事でまとめていますので気になる方は参考にされてください。
通信量が減ると、通信処理量が減るのでバッテリーの持ちが良くなるというメリットもあります。
今回はここまでとします。
無料記事:Teams活用のノウハウ集
最後までお読みいただきありがとうございました。
では、また次の記事で。