Teamsで画面共有しているExcelを、共有相手に直接修正してもらいたいシーン、ありますよね。
「あー、もうちょっと上、そう、B列の26行目、そう、そこを直して!」などと指示をされて時間を使ってしまうぐらいなら、直接編集してくれたらいいよね、といった具合に。
そんな場合にも使える、会議の参加者全員に同じExcelの画面を表示させ、共同編集ができるExcel Live(エクセルライブ)という機能がTeamsに実装されます。
#記事執筆時点ではパブリックプレビューのため、正式リリースまでに内容が変更にある可能性があります。
#パブリックプレビューの使い方は記事の最下部にてご紹介していますので、お急ぎの方は目次からどうぞ。
Excel Liveは共有ボタンからファイルを選んで開始
早速、Excel Liveを開始する操作を実施します。
まずは通常通り、Teams会議に参加します。
ExcelLiveの使い方は、Power Point Liveと同様です。
共有ボタンをクリックします。
少し下の方にExcelライブという表示があるので、この中から共同編集をしたいExcelブックファイルを選びます。
ファイルを選ぶと、「すべての参加者と共有しますか?この会議に招待された全員が個のファイルにアクセスできるようになります。」という確認メッセージが表示されるので、「共有」をクリックします。
少し待つと、選択したExcelファイルが開きました。
この画面が参加者全員で表示され、共同編集を行うことが可能です。
複数のメンバーで同時に編集することができ、下図のように表示されます。
自分以外の人がどこのセルを操作しているのかも見て取ることができますね。
もちろんTeams会議の機能なので、音声通話で意思疎通を図りながら資料をメンテナンスすることができます。
非常に効率的に資料を作成することができます。
Excel Liveを操作された側の画面もチェック
Excel Liveによって資料共有をされた側の画面も確認していきます。
左右に並べて見てみます。
右側がExcel Liveを開始した人で、左側はExcel Liveを受けた側の画面です。
どちらも同じExcelのデータが表示されていることがわかります。
これまでは、誰かがEXCELを開いて画面共有をして、会議のファシリテートを行いつつEXCELのメンテナンスをも対応する、といったように特定の人に負荷がかかってしまっていました。
これからはEXCEL Liveで画面共有することで、全員が強制的に同じ画面を見て編集できるようになりますから、誰かを指名して作業をしてもらうことなどにより大幅に会議の生産性が上がることは大きなメリットです。
みんなで共同編集することで、Excelデータの内容に対して当事者意識を持って取り組んでもらうことができるので、活用していきましょう。
ちなみに、、、
Excel Liveがなくても、チームのチャネルの中や会議のチャット内で共有しているExcelをオンラインで一緒に開けば実は共同編集は可能です。
なのですが、ITリテラシーの関係もあり、全員が共有されているデータを開いて共同編集を開始するのも難しいので、発表者からのアクションで全員が同じExcel Bookを開いて操作ができるという点が、最大のメリットになる機能だといえます。
パブリックプレビューの使い方
パブリックプレビュー版の使い方は、こちらで紹介していますので触ってみたい方は参考にされてください。
今回はここまでとします。
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無料記事:現役エンジニアが書くTeams活用のノウハウ
最後までお読みいただきありがとうございました。
では、また次の記事で。
参照