Teamsに会議に関するデータを集約管理するアプリMeet(日本語名:会議)がリリースされました。
巷ではGoogle Meetと区別がつきにくいという声も多くあるようですが、どんなアプリなのか早速確認していきます。
TeamsのMeetは会議アプリではなく会議データの管理アプリ
前提として、Meetアプリは新Teamsデスクトップアプリのみに対応しています。
旧アプリ(Teams Classic)では出てきませんのでご注意を。
まずはMeetアプリを探します。三点リーダー「・・・」からMeetと検索しても見つけることはできません。
改めて「会議」として検索してみると、Meetアプリ(会議)が表示されました。
すぐに利用開始したいところですが、今後活用しやすいように右クリックから「ピン留め」をしておきましょう。
会議アプリが開きました。
画面中央には「今後の会議がここに表示されます。」と記載されていたり
下部には「過去30日間のレコーディング、トランスクリプト、またはファイルを含む会議がここに表示されます」と記載されていることからMeetアプリの役割は
会議のスケジュールや格納されたファイル、レコーディングデータ、チャット、トランスクリプトなどの関連データを集約管理するということになります。
活用するためにも役割を正しく認識しておくことは重要です。
では、データをいくつか登録してみます。
TeamsのMeetで会議情報を表示させる
- 過去の日付の会議を1つ登録
- 過去日付会議でレコーディング、ファイル追加、チャット追加
- 未来の日付の会議を3つ登録
- 未来日付の会議にチャット追加
ということで、画面いっぱいに会議の情報が表示され・・・ませんでした。
現状、なぜ表示されないのかはわからないのですが、本来Meetアプリでは下のような情報が表示される仕様です。
マイクロソフトによると、次のようなことができるはずです。
- 今後の開催されるミーティングを一覧(Up next)。アジェンダ、共有ドキュメント、チャットなどのコンテンツにアクセスし、手軽に準備を開始できる
- ミーティングチャット。会議の開始前から利用できるチャット。会議に関わる情報を集約できる
- 会議が勤務時間外であるかどうか、参加者のRSVP(出欠確認)がない場合、誰があなたを会議に招待したのか、招待者の総数などをインテリジェントに表示
- クイックプロンプト。主催者の場合、自動録音を有効にしたり、参加表明を促すメッセージを自動で書き込んだり、スケジュールを変更したりといったアクションがすばやく行える。参加者の場合、遅刻を知らせるメッセージを自動で書き込んだり、ワンクリックで会議に参加するアクションが利用できる
- 最近のミーティングを一覧(Recent)。共有コンテンツや録音の有無でフィルタリングも可能
- Teams Premiumユーザーであれば、インテリジェントな要約も自動で「Meet」アプリに統合される。[Recent]セクションでAIが生成したタスクを確認したり、ワンクリックでAI要約ページに移動できる。
引用:窓の杜
今回登録した内容は表示できませんでしたが、過去の会議のレコーディングデータが見つけられずにカレンダーやチャットを探す手間が削減されます。
今後の会議予定をひと目で確認し、必要に応じてチャットに書き込んでコミュニケーションをとったり、AI(MSなのでChatGPTでしょう)による要約が読めるなど有用といえます。
ぜひ活用していきたいものです。
追記:会議情報が表示されました
数日後、ふとMeetアプリ(会議)画面を確認したところ会議情報が表示されました。
登録から表示まで、裏でデータの更新・連携処理に時間を要するのかもしれません。
Teams活用のノウハウ
最後までお読みいただきありがとうございました。
では、また次の記事で。
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