Teamsのメッセージ、時間(日時)を指定して予約投稿できたらいいのになあと思いますよね。
実は、Teamsに金曜日定時後の遅い時間や土日に書いておき、翌営業日の朝に送るような予約投稿機能が実装されました。
本ブログでは、Power automateを活用して予約投稿を実装しようと、検証の計画をしていたのですが、Teamの標準機能として実装されました!!
送信ボタンの右クリックから送信日時の予約が可能になる
少し余談となりますが、マイクロソフトが時間指定の投稿を実装する目的は、世界中どこにいてもリモートワークで仕事ができるけれど時差があるよねという課題を解決することも含まれるようです。
確かに、真夜中や早朝に会社スマホから通知音が鳴るのは好ましくありませんから、相手の業務時間を指定してメッセージが送れるようになると良いのは当然の流れともいえます。
予約投稿の操作方法は非常にかんたんです。
送信ボタンである紙飛行機のマークを右クリックし、日時指定を行って決定をクリックするだけです。(画像はリリース前のため英語:日時を指定してSend at scheduled timeをクリックする)
日時を決定すると、送信予定の日時がメッセージ欄に表示されます。
そしてメッセージを完成させたら、紙飛行機マークで送信を行います。
操作方法はまだ公開されていないようですが、指定した日時までの間は、メッセージなどを編集や削除をすることも可能です。
ちなみに、予約で指定できる日時の範囲としては、7日後までとなります。
また、緊急や重要としてフラグを立てることができないので、重要連絡・緊急連絡の場合は別途周知の運用が必要になるようです。
1ヶ月後のリマインド用途で使うようなことは想定されていないので、シンプルにOutlookのスケジュール登録をしたり、Plannerを使うなどによって対応を行います。
Teamsのモバイルアプリでも予約投稿ができる
予約投稿はモバイルアプリにも対応するようです。
iphoneやipadなどのスマホ、タブレットが手元にあれば寝る前にふと思い出した関係者への確認事項を日時指定を行って発信することができます。
こちらは、送信ボタンを長押しすることで日時の指定画面が表示されます。
誤操作しやすそうな設定方法なので、パッと指を離して送信してしまわないように気をつけましょう。
将来の送信日を選択すると、メッセージは後の日時に配信されるようにスケジュール登録されます。
配信日時になると、メッセージは他のメッセージと同様に送信されます。
今回はここまでとします。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
では、また次の記事で。