台湾で昨年10月末に新型が発表されている「BW’S(ビーウィズ)」の北米版で、誕生の歴史を遡ると、1989年に誕生したデュアルスポーツスタイルのスクーター。
新型の2022年式Zumaには、洗練された現代的なエンジンとスタイリングから、レトロなマシンではありません。
デュアルスポーツスタイルと表現しましたが、昨今ではアドベンチャースタイルという方が適しているかもしれませんね。
それでは、2022年モデルの新型「Zuma 125」をご紹介しましょう。
- 1:2022年モデルのZuma125は、ヤマハ・ブルーコア・パワープラントを搭載
- 2:可変バルブタイミングとロングストロークピストンにより、豊かなトルクを実現
- 3:6リットルの燃料タンクは無給油の走行可能距離は約258km
- 4:スチールフレームを踏襲しつつアドベンチャーらしいスタイリングに進化
- 5:タイヤはDuro HF-903メディアンを採用し、ADVらしさを強調。
- 6:タフなサスペンションを搭載
- 7:ABSが標準装備
- 8:スクーターとしても標準的な機能が搭載
- 9:2022年モデルのZumaの価格は3699ドル(約41万円)、カラーは
- +α:Zuma 125スペック
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1:2022年モデルのZuma125は、ヤマハ・ブルーコア・パワープラントを搭載
小型エンジンに可変バルブタイミング方式を採用するのはレアな構成となっています。
Zuma 125は、水冷式で4バルブ、さらに鍛造ピストンを採用したDiASil製シリンダーを搭載。(DiASilとはDie-Casting Aluminum-Silicon:ダイキャスティング アルミニウムシリコンの略です。)
2:可変バルブタイミングとロングストロークピストンにより、豊かなトルクを実現
Zuma 125のエンジンは「低速域で強いトルクを発揮する」とうたわれていますが、まだ詳細のエンジンスペックは発表されていない状況です。
アドベンチャーバイクだということを考えるとトルクは期待したいところです。
3:6リットルの燃料タンクは無給油の走行可能距離は約258km
長距離ツーリングに出かけるためには300kmの無給油走行がポイントになりますので、タンクは少し小さめですが、街乗りメインであれば十二分な大きさです。
もちろん、ダッシュボードの液晶画面には燃料残量が表示されますので給油のタイミングは予想がつきます。
4:スチールフレームを踏襲しつつアドベンチャーらしいスタイリングに進化
昔のZumaは近未来を感じさせるデザインでしたが、今回はしっかりアドベンチャースタイルです。
尖ったクチバシ、高い位置にあるフロントフェンダー、そして箱型のプラスチック。左右非対称の丸型ヘッドライト、ダッシュボード上の補助灯など、2022年モデルのZuma125は正統派オフロード走行に対応しています。
5:タイヤはDuro HF-903メディアンを採用し、ADVらしさを強調。
アグレッシブなブロックパターンのタイヤで、ダート走行に適しています。
12インチのリムに装着されています。
6:タフなサスペンションを搭載
フォークとデュアルショックの性能は期待したいところです。
トラベル量は、片側3インチ強と控えめ。
33mmのフォークチューブを保護するゲイターは、オフロード走行を考えると嬉しい装備です。
7:ABSが標準装備
ブレーキはリンク式で、左側のブレーキレバーを操作すると、フロントとリアの両方のブレーキキャリパーが作動します。
右側のブレーキレバーを操作すると、デュアルピストンのフロントキャリパーと245mmディスクが制動力を発揮してくれます。
8:スクーターとしても標準的な機能が搭載
トランスミッションには、フルオートマチックの可変ベルトシステムを採用しています。
シート下にはフルフェイスのヘルメットを収納できるスペースがあり、外側にはヘルメットフックが2つあります。
また、フロントの収納スペースには電源付きのUSBポートがあります。
停車時には、センタースタンドとキックスタンドのいずれかを選択できます。
イグニッションにはロック付きカバーを採用し、安全性を高めています。
広いシート、隠されたフットペグ、持ちやすいハンドルなど、ライダーにとって嬉しい設計になっています。
9:2022年モデルのZumaの価格は3699ドル(約41万円)、カラーは
カラーはチームヤマハブルーとマットブラックの2色。
+α:Zuma 125スペック
エンジン
型式 単気筒
排気量 排気量:125cc
ボア×ストローク 52.0×58.7mm
圧縮比:11.2:1
バルブトレイン 可変タイミング付SOHC、4バルブ
冷却方式 水冷
燃料供給方式 EFI
トランスミッション フルオートマチックCVT
シャシー
フレーム スチール
フロントサスペンション;トラベル 非調整式33mmフォーク、3.2インチ
リアサスペンション:移動量:非調整式デュアルショック、3.1インチ
タイヤ デュロHF-903メディアン
フロントタイヤ 120/70 x 12
リアタイヤ 130/70 x 12
フロントブレーキ:245mmディスク/2ピストンキャリパー
リアブレーキ:230mmディスク/シングルピストンキャリパー
ABS 標準装備(リンクブレーキ付
寸法と容量
ホイールベース: 52.8インチ
シート高:30.9インチ
燃料タンク容量:1.6ガロン
推定燃料消費量 101 mpg
車両重量:282ポンド
カラー チーム・ヤマハ・ブルー、マット・ブラック
2022年モデル「Zuma 125」価格:3699ドル
あわせてよみたい
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