ホンダは最近、Hornet 2.0をベースにした次期アドベンチャーバイクの名称と思われるNX200を商標出願しました。
2020年、ホンダモーターサイクル&スクーターインディア(HMSI)がHornet 2.0のプラットフォームをベースにした小容量のアドベンチャーバイクをインド市場に投入する計画であること発表していました。
その後、ホンダはNX200という商標を出願しましたが、恐らくこの名称が次期アドベンチャーバイクの名前になるでしょう。
では一体どんなバイクになるのか、見ていきましょう!
ホンダはCB190Xで既にライトウェイトアドベンチャーの実績あり
ホンダには中国市場向けのエントリーレベルのアドベンチャーバイク「CB190X」があります。そのルックスや基本構成を見れば、次期NX200がこのCB190Xに酷似していても不思議ではありません。
この新型アドベンチャーバイクNX200には、Hornet 2.0と同じ184.4ccの空冷単気筒エンジンが搭載される予定です。
このエンジンは、ピークパワー17.26PS、最大トルク16.1Nmを発揮し、5速ギアボックスで構成されています。
日本ではスタンダードになっているスズキのV-STROM250(Vストローム)よりも50cc以上少ない排気量であるとはいえ、かなり控えめなエンジン出力、トルク設定です。
どちらかと言うと、舗装路をトコトコと楽しく走る燃費の良いツーリングバイクという位置づけで開発されることが予測されます。
ちなみにVストローム250はカタログベースですが39km/lですので、NS200は50km/lぐらいの低燃費で登場するかもしれませんね。期待です。
CB500Xの弟分ポジション
NX200はCB500Xのデザインをベースにしているように見受けられます。
ホンダNX200には、ロングトラベルサスペンション、高さのあるハンドルバー、立体的なシートが採用されることが予想されます。
更にはクチバシのようなフロントフェンダーや背の高いウィンドスクリーンを装備し、アドベンチャースタイルの定番というデザインで登場するでしょう。
スポークホイールとなるかどうかはまだわかりませんが、ホーネット2.0と同じ17インチのホイールにストリートタイヤが装着されると考えるのが妥当です。
更には、ダイヤモンドタイプのフレームを採用し、フロントにUSDフォーク、リアにモノショックのサスペンションを装備。ブレーキは、フロントに276mmディスク、リアに220mmディスクを採用しています。また、シングルチャンネルABSを標準装備しています。
そのほかは、オールLED照明、フルデジタル液晶メーター、シングルチャンネルABSなどが搭載されると予測されています。デュアルチャンネルのABSもオプションでえらべることを期待したいところです。
価格、発売日
価格については、Honda NX200はHornet 2.0に比べて若干のプレミアムをつけて、現地インドで22万円程度になると予想されています。
更に安い価格設定がなされれば、ホンダのホーネット2.0ベースのアドベンチャーバイクNX200は爆発的な人気となるかもしれません。
発売日はまだ明確にはなっていませんが2021年の下半期(10月~3月)であると考えられ、世界一のバイク市場インドでのライバルはHero Xpulse 200とRoyal Enfield Himalayanになります。
先日、ヤマハも記事でお伝えしたように小排気量アドベンチャーバイクのFZ-Xを開発していることからも、競争の激化が予想されます。
発売日は2021年8月では、という話が出てきました!いよいよ登場するか。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
では、また次の記事で。
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