カワサキがZX-4Rという名のバイクを開発中であるという話が聞こえてきました。
現在発売中のNinja ZX-25Rは、249ccの直列4気筒エンジンは、レースの全盛期を彷彿とさせるサウンドを奏で、回転数17,000rpm、最高出力50馬力というスペックからもレースにそのまま参戦できるようなハイスペックであることが売り。
ホンダからもCBR250RRが発売され、250ccクラスはハイスペックマシンを中心に戦国時代を迎えています。
ラインナップが増えていくことによって、わたしたちライダーにとってもバイクを選ぶ楽しさ、見る楽しさが増えています。
国内で250ccクラスのバイクは一気に増えてきたのを感じます。
そのような状況下、カワサキは400ccクラスにも起爆剤を用意してきたようです。ZX-4Rはどんなバイクと予想されているのか、見ていきましょう。
ZX-4RはZX-25Rをボアアップ&スペックアップと予想
ZX-4R登場の話は、当然といえば当然の流れかもしれません。
250cc未満に十二分に魅力的なバイクラインナップが整っているとはいえ、400ccもしくはそれ以上の大排気量バイクならではの余裕ある走行の魅力が落ちるわけではありません。
しかし現在国内では400ccクラスのラインナップに力を入れられているとは決して言えない状況です。
カワサキのNinja400はZX-25Rの50馬力よりおとなしい48馬力。
ZX-25Rより価格は低いものの、車検などの維持費を考えると400ccクラスを選ぶ理由に乏しい状況であると言えます。
以前なら、ZXR400(53馬力)のような小排気量4気筒の爽快なサウンドを発する高回転型のバイクが多かったが、排ガス規制の厳格化とともにラインナップは減る一方。
現時点においてカワサキではZX-25Rを除けば、小排気量の直列4気筒エンジンを搭載した現行バイクはない現状に、ZX-4Rという新しい選択肢を準備しているという話が舞い込んできたわけです。
期待せずにはいられません。
エンジン出力は65馬力!と予測
ZX-4Rの開発にはシンプルな方式が採用されそうです。
すなわち、ZX-25Rのボアを大きくし、ピストンやクランクを交換して排気量アップさせることでエンジン出力やトルクを向上させようとしているようです。
ZX-25Rの出力が50馬力。これをZX-4Rのエンジンでは65馬力(65PS)にする可能性が囁かれています。
Ninja 400に搭載されている400ccパラレルツインと比較して、約20馬力の出力向上となります。
ZX-4Rは、アプリリアのRS660やヤマハのYZF-R7など、よりプレミアムなスーパースポーツバイクと肩を並べるようなスペックを持って発売される可能性があると思われます。
ZX-25Rがベースとなるとは思われるものの、ZX-4Rのエンジン出力に見合うパーツも採用されるでしょう。
例えばフロントには倒立フォーク、リアにはリンク式モノショック、ラジアルキャリパー付きのフロントツインディスク、リアにはシングルディスクが装備される予定です。また、双方向クイックシフター、トラクションコントロールシステム、マルチライディングモードなどが盛り込まれるのではないでしょうか。
排気量アップにより、低回転域のトルクやドライバビリティを向上させ、市街地でも乗りやすいバイクに仕上がると爆発的に売れそうですね。
発売日や価格も気になるところです。
待っている間に無料査定で、今乗っているバイクがいくらで売れるのか確認しておきましょう!
ZX-4Rについては、情報が入り次第、記事でお届けします。お楽しみに。
あわせてよみたい
参照:https://www.rideapart.com/news/508232/kawasaki-zx4r-sportbike-rumors/
参照:https://www.acbiker.online/2021/05/2022-kawasaki-zx4r-unofficial-render.html