ホンダがNT1100という名称を商標登録したという情報が入ってきました。
NTと聞いてビビっとくるライダーがおられるかもれません。懐かしいNT700のことも振り返りつつ、一体どんなバイクになりそうなのか、見ていきましょう。
- アフリカツインのエンジンで横展開される新モデルの可能性
- CTX700の教訓を生かし、ゴールドウイングの弟を誕生させるか
- ゴールドウイングに乗りたいけれど扱いきれない体格のライダーに裾野を広げるか
- PC800パシフィックコーストのようなバイクが待たれる!
- あわせてよみたい
アフリカツインのエンジンで横展開される新モデルの可能性
2019年から、ホンダは新しいスポーツツーリングバイクにアフリカツインのエンジンを使うという噂が業界の中で流れていました。
ホンダは、アフリカツインのエンジンを使用してRebel 1100(レブル1100)を発売したことからも、このエンジンを横展開したいという思いは明確です。
そこに来て、今回2021年2月2日にホンダがヨーロッパで「NT1100」という名称で商標出願を行ったことが更にラインナップを増やすことを示唆しているのではないかと考えられています。
CTX700の教訓を生かし、ゴールドウイングの弟を誕生させるか
どうやら、ホンダの想像以上に成長を続ける大型プレミアムツアラー、ゴールドウイングの下にラインナップを増やしたいという思いがあるようです。
ゴールドウイングといえば、2018年1月12日(金)に発表したモデルが、わずか10日後の1月22日(月)時点で年間販売計画台数500台を上回る540台と凄まじい人気を誇っているモデルです。
弟分として、新しいNTには当時のアフリカツインの998ccパラレルツインエンジンが使われるのではないかと考えられておりNT1000という名称で登場すると取り上げられていました。
その後、アフリカツインのエンジンは1084ccに増え、Rebel1100に続いてNT1100というモデル名が出てきたことからも、新型スポーツツアラーにピッタリの流れではないかと考えられます。
ゴールドウイングに乗りたいけれど扱いきれない体格のライダーに裾野を広げるか
ゴールドウイングの重量は、なんと392kg。エンジンも1833ccの超大型のものを搭載していますから、どれだけ乗りたいと思っても体格、体力的に難しいライダーもいるでしょう。
と考えたときに、1つ小さなプレミアムツアラーと言えば、CTX700でした。
ゴールドウィングの弟分として669ccは弟というより子供に近いようなサイズ感だし、迫力も足りなかったのかもしれません。
市場ではあまり売れることなく、既に生産、販売終了となっています。
というような経緯があり、新型プレミアムツアラーとして、NT1100には非常に大きな期待が寄せられる状況となっています。
PC800パシフィックコーストのようなバイクが待たれる!
NT1100登場となれば、ホンダのツアラーラインアップには最適と考えられる。
過去にNTシリーズには1990年代後半にNT700 ドゥービルという歴史がありますが、こちらもあまり市場では受け入れられませんでした。
更に遡ると、PC800パシフィックコーストという、かなりマニアックなバイクがあったのですが、こちらも悲しいかな不人気でした。
1989年に北米市場に向けて発売し、ホンダとしては初めて排気量750ccを越えるモデルとして国内で販売していました。
当時はスペック最優先、いかに速く走るか、膝をするかというところが話題の中心であったため、風を感じたり景色を楽しむべく遠くまで足を伸ばすバイクにニーズがなかったようです。
2021年現在であれば、十分ニーズがありそうですよね。というところからNT1100の計画につながったのかもしれません。
とは言え、ホンダが商標登録した=すぐに発表、発売というわけではないでしょうから、続報を頼みに待ちたいところです。
プレミアムツアラーか、現在のアドベンチャーバイクブームを踏まえてアフリカツインと競合しないようなものを出してくるかもしれませんね。非常に楽しみです!
情報が入ればまた当サイトでお伝えします。
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あわせてよみたい
最後までお読みいただきありがとうございました。
では、また次の記事で。
参照:https://www.rideapart.com/news/486313/honda-trademarks-nt1100-name-sport-touring-motorcycle/