ヤマハR15 V4(4代目)は、155ccの水冷エンジンはそのままに、ヘッドランプクラスターとボディパネルのデザインが変更されます。
どのような変更点があるのか、見ていきましょう。
- 世界一のバイク市場インドにおけるYZF-R15の歴史
- インドで実際に走行中の姿を確認されたYZF-R15 V4
- 1.YZF-R7のような1眼ライト&フロントエンド
- 2.エンジン(変更なし)
- 3.新エキゾースト
- 4.ハンドルバーが更に幅広に。
- 5.発売日・価格
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世界一のバイク市場インドにおけるYZF-R15の歴史
YZF-R15は、インドで人気の高いエントリーレベルのスーパースポーツの位置づけで2008年にデビュー。
すぐさま10代、20代の若者からベテランライダーまで、非常に幅広い層に人気のバイクになりました。
人気を受けて、2011年に「V2」が登場しました。
そしてさらなる改良を受けて3代目がすぐに、というわけにはいかず「YZF-R15 V3」が登場するまでには、7年(2018年発売)の歳月を要しました。
このV3はヤマハが非常に練り上げた設計になっていて、戦略的にMT-15というネイキッドの兄弟車を生み出しまし、そして待望のXSR155も登場!と期待されていましたが残念ながらXSR155は登場しませんでした。
同じエンジン、同じような乗り味の車種を増やすと市場シェアをヤマハ内で取り合ってしまうというような判断もあったと聞こえています。
そのような歴史をたどり、新世代のバイクとしてYZF-R15 V4が登場しようとしているようです。
インドで実際に走行中の姿を確認されたYZF-R15 V4
インドはデリー近郊でテスト走行している姿を発見されています。
テスト車両には厳重なカモフラージュが施されていたため、正確なデザインの詳細は見ることができませんが、各パーツを画像から見て取ることができます。
最も重点的に変更が加えられるのは、フロントセクションです。(リアは既存のモデルと同等)
1.YZF-R7のような1眼ライト&フロントエンド
R15 V4のリアエンドはV3と同じですが、フロントはデュアルLEDヘッドランプをやめて、最新のR7のようなシングルLEDライトに変更となり、ウィングレットのようなエレメントと新しいLEDデイタイムランニングライトになりました。
2.エンジン(変更なし)
搭載される155cc水冷単気筒DOHCエンジン(可変バルブ機構付)は、その軽快な走りと洗練された特性で知られているものだ。
今回は特に変更はなしと見られている。
このエンジンには6速トランスミッションが組み合わされ、スリッパークラッチが標準装備される予定。
3.新エキゾースト
試作車はまだ最終的な生産状態ではないようですが、既存のユニットがヒートシールドチップを備えていることから、新しいエキゾーストシステムが採用されているようです。
現行モデルと比較して、アップスイープのエキゾーストシステムの変更の大きさを推し量る明確な材料はまだ出てきていません。
4.ハンドルバーが更に幅広に。
試乗車のライダーは、クリップオンハンドルバーのおかげで低い位置に座り、アグレッシブなライダーズトライアングルを形成していました。しかし、クリップオンの幅が広くなったことで、ライダーの動きがより活発になったようです。
5.発売日・価格
インドでの正式な発売は、2021年の年末~2022年の年始ごろと予想されています。
デュアルチャンネルABSシステムを引き続き搭載します。デジタルインストルメントクラスターは、Bluetoothやナビゲーションに対応し、ボディグラフィックは新しいペイントスキームを採用する可能性があります。
YZF-15 V3は現在、インドで販売されており、価格は1,54,600ルピー(デリーのショールームでの販売価格)からとなっています。
今回のモデルは、若干のプレミアムがつくことが予想されるため、価格は1.60ルピー(ショールーム渡し)近くになる可能性があります。
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