イタリアのバイクメーカー、ソリアーノモトリはボクサータイプの電動バイクを作っていると報じられました。
詳細スペックはまだ明らかにされていませんが、予約受付中となっているようです。
ソリアーノモトリは過去にバイクを作っていた歴史あるメーカー
実はソリアーノモトリはイタリアの歴史あるバイクメーカーで、現在はあまり有名ではありませんが、スペイン人エンジニアのリカルド・ソリアーノは昔、自動車とバイクの両方を製造していました。
ソリアーノは1950年代にバイクの製造を中止したが、2020年、復活させようとしている。
今回の電動バイク、ちょっとVFR1200Fに似ているようにも見えますね。
新生ソリアーノ・モトーリは、投資家のマルコ・ソリアーノ氏が2019年5月に設立したイタリアのメーカーだとなっており、2021年にハイエンド電動スポーツバイクの3つの異なるバージョンをリリースする予定にしています。
それぞれに2つの電動モーターを搭載し、「ボクサー」タイプの電動バイクとなります。
正式発表はEICMA2020に予定されていますが、これまでに分かっていることを見てみよう。
その名はジャガーロ。3モデルが用意される
ソリアーノが準備している電動バイクはジャガーロ(イタリア語で「ジャガー」を意味する)という名称で、3モデルが準備されます。
V1R、V1S、そして最上級モデルのV1 Garaです。3種類ともソリアーノのデュオフレックス電気モーターと3つのギアを搭載する。
2つの電動モーターは、効率性を高めるために一緒に作動することも、独立して作動することも可能だと、ソリアーノのデザイン・商品開発ディレクターであるセルジオ・モロニ氏は独占インタビューで語っています。
同社は現在、プロトタイプの製作に励んでおり、今年2020年のEICMAで展示される予定だ。
EICMAの後には、ソリアーノは生産モードに移行し、それぞれに番号とサインが入った100台限定のバイクを生産する予定だ。
GARAとV1Rは横から見るとほとんど同じに見えますが、スペックはどう違うのか、非常にきになるところですね。
発売日・納車時期
発売日は明確にされていませんが、すべてが計画通りに進めば、ジャガーロを予約注文した顧客は、2021年4月~6月ぐらいに納車される見込みです。
2021年モデルのジャガーロの航続距離は150km(93マイル)以上、最高速度は180km/h(111.8マイル)以上となる見込みです。
モーターの具体的な詳細や、このバイクに関する重要な情報については、EICMA 2020を楽しみに待ちましょう!
価格
すでに現在、ジャガーロの3つのモデルはすべてソリアーノのWEBサイトから直接予約注文が可能です。
V1Rは25,500ユーロ(28,523米ドル):約310万円
V1Sは30,500ユーロ、34,109ドル:約370万円
V1 Garaは32.500ユーロ、または36,355米ドル:約395万円
最後までお読みいただきありがとうございました!
では、また次の記事で。
参照:https://sorianomotori.eu/products/giaruaro-limited-edition-2021?variant=33876831928459
参照:https://www.rideapart.com/articles/426576/soriano-motori-electric-giaguaro-motorcycle-prototype/