以前からクリーブランド・サイクルワークスの新型電動モーターサイクルが登場すると言われていましたが、遂にFalcon:ファルコンのスクープの全貌が明らかになりました!
ファルコン01とファルコンBLKの2モデルがラインナップ
クリーブランド・ファルコンには2種類のモデルがあります。
①シンプルで価格を抑えたファルコン01と、②フルパワーのファルコンBLKです。
2種類とも米国内オハイオ州クリーブランドにあるパーツメーカーで大半の部品を揃えているそうです。
どちらのバイクもウィッシュボーンフレーム、ミッドマウントモーター、CARD製デュアルピストン油圧ディスクブレーキ、倒立式フロントフォーク、リアコイルオーバー油圧ショックを採用しています。
17インチのアルミキャストホイールも共通で装備していますが、フルパワー仕様のFalcon BLKにはエアロホイールディスクも装備されています。
ファルコン01およびBLKのスペック
ファルコン01は、32 km/hの最高速度と750W(1馬力)の制限を持つ "E-bikeモード "に制限することができます、または27マイル(43 km/h)の最高速度で "E-mopedモード "が設定可能です。
また、6kWのモーターを最大限に活用した制限なしのモードで、最高速度は65マイル(105km/h)となっています。
フルパワーのファルコンBLKも同様の制限付きモードを搭載していますが、無制限モードでは最大12kW(16馬力)、最高速度は時速137km/h以上の時速85マイルを実現しています。モーターの出力は十二分!
電動バイクと言えば、エネルギー源はもちろんバッテリー。1度の充電によって可能な走行距離は気になるところです。
Falcon 01には、2.3kWhの定格14s 52Vバッテリーが1つ搭載されており、合計4.6kWhのために2つのパックにアップグレードすることができます。1つのバッテリーでは約80km走ることが可能です。2つにすれば倍の160kmとなり、ちょっとした遠出も可能です。※E-bikeモードで計算されたと推測
ファルコンBLKは、交換可能なバッテリーパック2つが付属しており、160kmの走行が可能と公表されています。(バッテリーはSamsung 18650セルで構成)
充電方法は、ハイパワー充電器がバイクに付属しており、1つまたは2つのバッテリーパックを一気に充電することができます。
クリーブランドサイクルワークスによると、バッテリーは45分で80%、90分で100%まで充電できます。ランチタイムなど、ちょっとした休憩時間で80%以上の充電が確保できるのは素晴らしいですね!
フルパワー仕様のファルコンBLKは、20秒間のパワーバーストを提供するAngry Pixy:アングリーピクシーモードを搭載しています。フルパワー仕様にしかない、このパワーバーストを使ってツーリングが楽しくなることは間違いなしです!
その他のモードとしては、エコモード(スロットルオフ時に回生ブレーキをかける)、スタンダードモード(出力を適度に制限して航続距離を向上させながら高性能化を図る)、パフォーマンスモード(連続電流出力を最大化する)の3つがあり、変化を楽しめるバイクに仕上がっています!
ライダーは、携帯電話をディスプレイとして使用することも、バイクに内蔵されているディスプレイを使用して、スピード、バッテリー残量、ライディングモードなどの重要な情報を確認することもできます。
デュアルピストン油圧ディスクブレーキを搭載していますが、SPHEREのブレーキにアップグレードすることができます。アップグレードすると工具なしでパッド交換ができるという利点があります。
ファルコンの価格
すでに海外では発売されているファルコン。モードの切替やパワーブーストなど非常に面白いバイクに仕上がっていることは間違いありません。
さて、気になる価格。
プレミアムモデルのファルコンBLKは、14,995ドル(約165万円)の希望小売価格となっています。ファルコン01の価格は7,999ドル(約88万円)です。
ファルコン01とBLKは昔ながらの原付のような雰囲気を持ちながらも、他の原付スタイルのバイクよりも丈夫なフレームと頑丈なコンポーネントと、最新のテクノロジーを提供しているところが魅力的です。
デザインはメカチックなバイクでありながら、ストリートファイタースタイルのような、ドゥカティのモンスターのようなスタイルを持っているように感じました。
このような魅力的な電動バイクが増えてきて価格も下がってくると、いよいよ電動バイクの時代になるのかなと思ってしまいますね!ぜひ、もう一度上から順にじっくりと写真を眺めてみてください。
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最後までお読みいただきありがとうございました!
では、また次の記事で。