Teamsのチャットで既読マークが付くと返信義務を感じてしまう
テレワークに欠かせないTeams。
非常に便利なのですが、チャットのメッセージで、LINEで起きているような既読スルー問題が発生していることを見聞きします。
既読にしたからには、返信しなきゃと考えるのは辛いですよね。
そこで、この既読スルー問題の解決策を紹介します。
既読スルーされたくない、しちゃいけない気持ちが生じないようにする
既読スルー問題は非常に精神的に辛いものです。
メッセージを送った人は、既読になると返信を期待してしまうし、読んだ人からすると既読=リアクションが必要という気持ちになります。
Teamsの全身のSkype for Businessでは、お互いがオンラインでないとメッセージのやりとりができなかったので、PCをシャットダウンするまでに、しかも相手がオンラインの間に返事を打たねばなりませんでした。
しかし、Teamsは相手がPCをシャットダウンしているようなオフライン時にもメッセージを送ることができます。
すなわち、お互いが自分の都合の良いタイミングでやりとりをすることができます。
このような優れたメリットがある中で、この既読スルー問題に悩むというのは非常にもったいなく感じますよね。
実際、ほとんどのコミュニケーションは、その瞬間に必ず結論をださなければならないものではないです。
お互いの都合の良いときに返答し、緩やかに意思疎通をして結論が出せればよいのではないでしょうか。
タイミングが合えば、WEB会議に切り替えて音声通話で会話をすることもできますし、そのままテキストでやりとりをして結論を出しても良いですよね。
そのどちらもTeamsなら可能です。
次の設定で既読スルー問題を解決して、既読なのに返事が来ないとか、逆に既読にならない、とかで悩むのはやめてしまいましょう。
では、具体的に画面を見ていきましょう。
Teamsの既読マーク、未読マークについて
まずはチャットのメッセージにおける既読マークと未読マークについてです。
それぞれ、次のような表示で把握をすることができます。
既読マークはこちら。メッセージの横に目のようなアイコンが出ていますね。これが既読マークです。
少しわかりにくいので、気付いていない人もいるかもしれません。
次に未読がこちら。
このようにTeamsのチャットでやりとりした内容は相手に未読/既読がわかるようになっています。
そして、実は未読のマークはレ点にマル印になっていて、既読っぽくも見えることもあり、誤解を生んでいるかもしれません。
既読になったらすぐ返事をする、という悩みを解決
では今回の本題、既読スルー問題から解放される設定を行います。
まず、顔写真もしくはイニシャルが表示されているところからTeamsの設定画面を開きます。
そして、プライバシーの中から、「既読確認」のスライダーをオフにします。
この既読確認は「自分が他の人のメッセージを見たときに通知し、他の人が自分のメッセージを見たことを確認できます。」という説明になっています。
簡単に言うと、既読信号を相手に送らないし、自分も既読信号を受け取らない設定ということです。
※未読および既読マークが表示されなくなります。
もしかしたら、自分の既読信号は送りたくないけれど、相手が読んだかどうかは知りたいという方がおられるかもしれません。
しかし、その思いを相手が持つと・・・・結局、もとの既読スルー問題に戻ってしまいますね。
やめちゃいましょう。
既読確認をオフにすることによって、自分の好きな時間、好きなタイミングで働けるようになります。
必要があれば相手の方は返事をしてくれるでしょうし、本当に急いでいる場合は電話やWEB会議で会話することができます。
そう切り替えて運用されることをおすすめします。
既読スルー問題はみんなが抱えている問題ですので、ぜひとも周囲を巻き込んで設定してみてください。
優先度の高い仕事にフォーカスしてタスクをこなしていきましょう。
ただし、相手が助けを求めているような場合は、可能なら迅速に返信してあげてくださいね。
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どの記事が一番参考になりますでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました!
では、また次の記事で。