Sena 10C EVOがついに登場しました(20200915時点、日本未発売)。
10C EVOは、Senaカメラシステムの次の進化形として登場しており、初めての4Kカメラ採用により、GoProやSonyのような企業の最新製品と同等の画質を実現しました!
10C Evoの機能紹介
このユニットは、過去数年にわたって幅広く使用してきた10Sに搭載されているユニットに似た構造になっていて、2Kカメラを搭載した10C Proのアップデートとして位置づけられています。
- 10C EVO の 4K カメラは、F/2.4 絞り/125°の視野/30°のレンズ回転で毎秒 30 フレームの撮影が可能
- ビデオタギング(ダッシュカメラのようなもので、走行中の重要な部分を連続ループで保存できる)
- 音声コマンド
- 最大で1.6km先まで4方向のBluetooth接続
- 音楽/GPS/通話/テキストメッセージを聞くことができる
など、Senaインカムの定番機能を備えていて、Senaアプリで制御されます。
更には、以下の今の時代にふさわしい、優れた機能を有しています。
- 128GBまでのメモリカードが対応
- 2161pのウルトラHD設定で20フレーム/秒の撮影が可能
- 通話時間は20時間
- 充電時間は完全放電から満タンまで約2時間半
新しい製品は、急速充電に対応していることから満タンまでの充電時間が短いのも良いですね。ランチの1時間でかなり充電させる事ができます。
大幅に改善されたビデオ品質・音質にうっとりするはずだ
10C EVOでは、これまでの製品でも定評のある音声品質に加えて、GoProと比較しても遜色のないビデオの品質を得ることができようになりました!
10C Evoに手ブレ補正は実装されていませんが、それでも以前のモデルと比較すると差がはっきりと分かるほどに進化しています。
操作性は、Senaインカムを使った人なら迷うことのないものになっています。
10Sと同じジョグホイールを搭載し、10C Proと同様のボタンレイアウトです。
上部のボタンでカメラを起動し、背面のボタンをタッチすることで音声コマンドを起動することができます。
グローブをしたままでも使いやすいホイールと、大きなボタンの配置は非常に使いやすいです。
しかも、10C EVOは10C Proよりもずっとスリムで重いと感じることはありません。
風切り音が気になる方は一工夫で改善可能だ
少しの工夫で風切り音も対策可能です。
もし、サーキットのような高速コースでのテストをするなら、風切り音には工夫が必要になるかもしれません。
小さなスティックオンマイクの防音を2倍にして、頬パッドの内側に隠すことで、風切り音の猛烈さを減衰させられるという海外レビューがあります。
次に、スピーカーからの音も非常にすぐれた音質になっています。
音にこだわりのある人にとっては、低音が少し足りないかもしれませんが、その他のメリットを考えると大したことはありません。
優れた4Kカメラが付いていて、仲間に電話をかけたり、必要なナビゲーションを中継したり、音楽を再生したり、他の4人のライダーと同期するという体験が得られるのですから。
価格・発売日
価格は、希望小売価格:399ドル(約43000円)です。
日本での発売日はまだ決まっていませんが、45000円ぐらいの設定になると予想してみました。
最後までお読みいただきありがとうございました!
では、また次の記事で。
もちろんSena 10P Proが安くなり、コスパが上がる。悩ましい!
参照:https://www.visordown.com/reviews/product/sena-10c-evo-bluetooth-headset-review