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育児まっただ中のSEパスコーが経験したIT・子育てについての経験をお届けするブログ。趣味であるバイクにあまり乗れないことから、欲しい物のレビューを書くことで楽しんでいる。バイク関連がメインコンテンツになりつつあります。

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360度を見渡せるヘルメット登場!CrossHelmet X1

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ヘルメットを設計・製造するテクノロジーはかつてない速さで発展しています。

お金を貯めて購入したヘルメットが、あっという間に、より良く、より速く、より洗練されてあたらしいモデルが出ます。

この度、東京を拠点とするボーダレス社から最新デザインのスマートヘルメットCrossHelmet X1(クロスヘルメット)のキャンペーンを開始されました。

実に画期的なヘルメットになっています。

ヘルメットをかぶっても360度、全方位が見える!

このCrossHelmet X1の凄いところは360度見渡せるということです。

ヘルメットの内部に360度の視野を持つヘッドアップディスプレイ(HUD)を内蔵しています。

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CrossHelmet X1は周囲360度を見渡せる革命的なヘルメット

バイク業界では、少し前にSkully(スカリー) AR-1というヘルメットで非常に似たようなケースがありました。

残念ながらSkylly AR-1は大成功したとは言えず、市場では見かけなくなってしまいました。(メーカーは破産してしまいました)

しかし、ボーダレス社の創業者でありCEOである大野新氏は、スカリー社の二の舞にならないように投資家に興味を持ってもらえるようにプロジェクトを進め、クロスヘルメットX1の生産開始に向けています。

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NUVIZはヘルメットの外に装着するタイプ

現在販売されているNUVIZのような他のHUD製品とは異なり、CrossHelmet X1はヘルメットの中にすべての技術を統合しています。

バイザーの中にもう1つの視界が用意される

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バイザーの中にビューが搭載される

最大の特徴は、ライダーの後方を170度見渡せるレンズ付きリアカメラと、死角をなくし、通常のヘルメットに比べて約30度の周辺視界を確保するワイドビューのフロントバイザーの組み合わせです。

これらを組み合わせることで、X1は理論上360度の視野を確保しています。

スピード、コンパスの方向、天気、時間、ナビゲーションなどの移動情報に加えて、背後で進行しているすべての情報が、透明で折り畳み式の遠近両用レンズに表示されます。Bluetoothを介してスマートフォンとペアリングすることで、音楽を聴いたり、高音質で電話を送受信することもできます。

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クロスヘルメットの中に全てが凝縮されている

静音性

ヘルメットの形状からすると、高速道路やサーキット走行の速度ではかなりの量の風切り音がするだろうという予想されます。

サーキット走行が大半を占めるようなライダーや、風切り音を好まないライダーは、そこが惜しいと思うかも知れません。

スマホアプリどの連携

クロスヘルメットには、iOSAndroidで利用可能なスマートフォンアプリが付属しており、グループ内の複数のライダーとシームレスに接続して話すことができるグループトークなど、ヘルメットの多くの機能にアクセスすることができます。

しかも、Bluetoothの通信が可能なデバイスを持っていれば、CrossHelmetを持っていないメンバーも利用することができます。

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クロスヘルメットはスマホとの連携が可能

まるでノイキャンイヤホンのようなノイズコントロール機能

クロスヘルメットの特徴は、特許を取得したノイズコントロールシステムです。

これは「クロスサウンド・コントロール」と呼ばれるもので、アプリを介してライダーのニーズに応じて、環境音を低減または増強するように設計されています。

特別なアルゴリズムシステムを使用して、ロードノイズ、エンジン音、風切り音などをフィルタリングし、ブレーキ音や緊急時のサイレンなどのノイズはライダーの安全のために許可すると主張しています。

この技術はモーターサイクル業界では新しい技術であり、現在このアイデアで遊んでいる唯一の他のメーカーはSENAのみです。

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便利さだけではなく、安全性能も高い

CrossHelmet X1は、アメリカのDOT、ヨーロッパのECE、日本のJISの安全基準をクリアしています。

当サイトとしては世界で1番多方面からの衝撃試験を行うSHARPテストの結果が気になるところですが、試験は行われていません。

 それにしても、ほぼフルコースの機能が盛り込まれたCrossHelmet X1は、ただひたすらにスゴイの一言ですね。

発売後に爆発的に売れるかどうかという視点では、後で記載する価格が1つのポイント。

その他は近未来的なスタイリングと機能で、ライディング中の世界観、走行音、シートから伝わる振動や感覚を楽しむライダーにどう評価されるかというところでしょうか。

価格

価格は18万9000円です。

同等クラスのヘルメットにCrossHelmet X1の装備を実装すると21万8000円程度になると試算されており、X1のコストパフォーマンスの高さが訴求されています!

「CrossHelmet X1」は、クラウドファンディングサイトの「Makuake」にて出資の受付をスタートした。10個限定の超早割も用意しており、その場合は1個15万円(税込)という割引価格で購入可能。

発売日

発売日は2020年11月中旬の予定です。

プロジェクト終了日は7月20日で、発送は今年11月中旬を予定する。

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

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では、また次の記事で。