ブリヂストンバトラックスT32・T32GTクイックレビュー

ブリヂストンから発売されるT32とT32GTタイヤには、小さなセンターデフレクターを備えたパルスグルーブテクノロジーが採用されており、ウェット路面での走行性能を大きく向上させていることが特徴の新タイヤだ。

バトラックススポーツツーリングT32は、ブリヂストンの最新技術であるパルスグルーブテクノロジーを採用し、総合的なウェット性能を向上させました。

バトラックススポーツツーリングT32は、ウェットコンディションでの制動距離を7％短縮し、リアの接触面積を13％拡大することで安定性も向上させることに成功。

また、中型～や大型バイク向けのGTが付くT32GTでも、ウェット性能とグリップ力を向上させ、タイヤの寿命（ライフ）を10％向上させています。

バトラックスT32は、ミドルウェイトおよびクルーザーなどの重量級バイク用のタイヤラインT32GTと並んで、あらゆる天候条件での性能、信頼性、接触感という点で、スポーツツーリングカテゴリーに必要とされるすべてのものを兼ね備えているとブリヂストンの広報担当は自身を見せていました。

バトラックススポーツツーリング T32の特徴は、前身のバトラックススポーツツーリング T31と比較して、全体的なウェット性能が向上していることです。

これは、タイヤの設計とコンパウンド技術の革新的な新機能のおかげです。

T32には、ブリヂストンの最新技術であるパルスグルーブテクノロジーが採用されており、パルス状の溝と小さなセンターデフレクターを組み合わせることで、直線的な溝と比較して水流を均一化し、水流の速度を最適化しています。

これにより、タイヤ全体の水の流れを良くし、排水性を向上させることで、グリップ力と密着性を高め、ウェットコンディションでのスリップ率を低減させることができます。

パルスグルーブテクノロジーを解説した動画はこちら。

ブリヂストンのパルスグルーブテクノロジーにより溝の比率を高め、リアタイヤの接触面積を13％拡大することで、前モデルT31と比較してグリップ力を向上させています。

バトラックススポーツツーリングT32タイヤのウェットコンディションにおける性能は、摩耗寿命を犠牲にすることなくウェット時のブレーキ性能を7%短縮させることを実現しています。

構造とコンパウンドの改良により、スポーツツーリングタイヤはドライでもウェットでも優れたハンドリング性能を発揮し、さらに高速、直進、コーナリング時の安定性にも優れています。

ブリヂストンが開発したのは、ミドルウェイト・ヘビーツーリング用の専用タイヤ「Battlax Sport Touring T32GT」です。

GTバージョンでは、ブリヂストンの最新技術である「パルスグルーブパターンテクノロジー」を採用し、ミドルウェイトからヘビーウェイトの二輪車に必要とされる最適なパターン剛性を実現するために、溝の位置と構造を最適化しました。

これらの特長を活かし、T32GTはT31GTと比較してウェット性能とグリップ力を向上させ、タイヤの摩耗寿命を10％向上させました。

ブリヂストンのバトラックススポーツツーリングT32は、スポーツツーリングカテゴリーにフルサイズのラインアップを提供している。

発売日は2021年2月1日。

サイズごとの価格は以下の通り。

次のタイヤ交換時には候補にしたいスペックです。

ロングランやサーキット走行レビューなどもいつかお届けしたいと考えています。

T32の発売により、価格が下がりコスパがグンと上がるT31もお忘れなく。

プレミアムタイヤ

最後までお読みいただきありがとうございました。

では、また次の記事で。