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メッツラー スポルテック M7 RRレビュー

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既に後継のSPORTEC:スポルテックM9RRが発売されたスポルテックM7RR。

今だからこそ、レビューをお届けせねばと思い立ちました。理由は、M7RRがセール対象となりコストパフォーマンスが跳ね上がること、これに尽きます。

これまでチョット高いなと思っていた方も手に届く価格帯に落ちてきます。M7RRについて詳しくはレビューを書いていきますが、全路面・全天候型の超優等生タイヤです。

コスパ重視でタイヤ交換される方、海外の有名サイトでは雨天でも膝がすれると評価の高いオススメのタイヤです。

ぜひご参考にされてください。

M7RRは市街地からワインディングまで全てを考慮して設計された

スポルテックM7RRは、世界中で大量に販売されたスーパースポーツタイヤSportec M5 Interactの後継タイヤです。

開発するにあたり、メッツラーのエンジニアたちはマン島TTレースなどのロードレースからフィードバックを得て開発したそうです。

サーキットでのレースではなくてマン島TTなどからフィードバックを得ているのには理由があります。

マン島TTなどのレースでは、一般道路を走ります。

私達ストリートライダーが経験するような、広く変化に富んだ路面状況の中で、タイヤ技術の限界を探ることができるからです。

つまりスポルテックM7RRは一般道路を走るライダーのことを考えて作られています。

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メッツラー スポルテック(Sportec) M7RRレビュー

M7RRを発表したとき、メッツラーの広報担当はこう断言しました。

"Sportec M7 RRは、スポーティなライディングスタイルを持つすべてのライダーを想定して設計しており、日常の市街地から峠道のワインディングまで、あらゆる天候や路面のコンディションでグリップ力を発揮する"

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メッツラーM7RRのコンパウンドトレッド全体像

M5から3つの大きな進化をとげた

市街地から峠道のワインディング、そして全天候に対応するということは、全てのバイクに乗るライダーが対象と言ってもいいでしょう。

スポルテックM7RRは路面や気候がどんなコンディションでも優れた性能を発揮することを求め、開発エンジニアはM5の優れたハンドリング、グリップ、摩耗性能を更に進化させることに注力しました。

結果、トレッドプロファイル、パターン、コンパウンドの相互関係を進化させることによって実現に至った。

濡れた路面でも膝が擦れると評価されるM7RR

スポルテックM7 RRで実現させた最大のポイントは、乾いた舗装路だけでなく、汚れた舗装路や濡れた舗装路でもグリップすることです。

このバランスの取るために、溝の形状や位置に加えて、トレッド表面と路面の設置比率がM5と大きく関わっています。

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メッツラーM7RRコンパウンドブリッジ

M5と比較すると、M7のフロントタイヤの溝の設置比率は14.7%と2.1%上昇していますが、リアは11.1%と1.5%低下しています。

その理由は、フロントが舗装からの水を取り除く役割をより重視するよう進化させたことにより、リアがその恩恵を受けているという。

さらに、溝の位置は、バイクのバンク角の初期と中間点で利用される部分で特に排水性能が機能するように設計されています。

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M7RRは溝の割合を増やし、排水性向上

バイクが傾くにつれて、トレッドの横方向の溝は幅を広げ、深さを浅くすることでトレッドの水はけ能力を向上させました。この進化によりトレッドの歪みを軽減し、結果としてタイヤの摩耗特性を向上させています。

同様に、M7RRのリアタイヤの縦方向の溝は、トレッドの安定性を向上させ、加速力に対してより良いグリップ力を提供するように入れられています。

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深いバンク角においても高い排水性を保つM7RR

最後に、フロントタイヤとリアタイヤトレッドは、接地面積を大きくすることで加速と制動を強化するために溝のないセンタースリック構造になっています。

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M7RRの中央部分はスリック。加速グリップが大きく向上

特許を持つコンパウンド混合技術

タイヤのグリップ力にはトレッドとタイヤのプロファイルが重要な役割を果たしますが、スポルテックM7RRの性能を大きく向上させたのはタイヤコンパウンド技術の進化も大きいのです。

新しいコンパウンドは、路面との機械的・化学的なグリップを生み出すように設計されています。

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メッツラー スポルテックM7RRのコンパウンド(フロント/リア)

フロントタイヤは100%シリカですが、リアタイヤは3つのゾーンに分かれていて、中央が70%シリカ、両側が100%シリカになっています。

サイドの下には硬めの70%シリカコンパウンドを重ね、センター部分の熱をサイドに引き込み、冷たい路面や寒冷地でのタイヤが温まるのを促進させています。

メッツラー社は、特許取得済みの混合技術によって、更に改良すれば100%シリカに到達できるとしています。

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M7RRリアタイヤ

M7RRのフロントタイヤトレッドシリカ100%ですが、リアタイヤトレッドは、加速時の極限の力に対応するために、幅約45mmのセンターセクションに70%のシリカを使用して耐久性を向上させています。

その結果、高い性能を発揮する範囲が広がり、完璧なドライ路面だけでなく、あらゆる路面状況でパフィーマンスを発揮できる設計に到達しています。

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M7RRフロントタイヤ

タイヤのプロファイルはハンドリングに直結します。

M7 RRのプロファイルはM5のものから大きく変更されており、フルバンク時のタイヤのエッジ部分をフラット化することにより接地面積を拡大。グリップを大きく向上させています。

また、タイヤの中心半径が大きくなったことで、初期の倒し込みがクイックになりつつも、ステアリングの応答性が良くなった後、ショルダーに向かってフラットになっています。

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サイドウォールの高さをM5より3mm高くすることで、柔軟性を高めながら立ち上がりの加速を強化

ライダーにとって嬉しいことに、メッツラーはM5インタラクトと比較して燃費が20%向上したと報告しています。

発売日・価格

スポルテックM7RRは2014年9月に日本で発売。初めてRR(ダブルアール)の文字を持ったことが大きく報道されていたのが記憶に新しい。

価格は、前後セットで60000円クラスだったのに、ドカッと下がって十分検討範囲内になりました。Yahoo!ショッピングがやすいのでご紹介しておきます。

価格は高くても最新のスポルテックM9RRだ!という方はこちらをどうぞ。

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最後までお読みいただきありがとうございました!

ではまた次の記事で。

参照:https://www.motorcycle.com/products/metzeler-sportec-m7-rr-review