ベネリが2021年にインドで8ヶ月連続、8台のバイクを発売するというアグレッシブな情報が入ってきました!
イタリアの伝統あるバイクメーカーであるベネリは現在、インド市場では全ラインナップの中で1モデルのみを展開しています。
ロイヤル・エンフィールド350シリーズやジャワシリーズ、新たに発売されたホンダH'ness CB350とライバル関係にある、ベネリ Imperiale:インペリアーレ400のみです。
そのベネリが、ついにインド市場攻略に向けて本気で動き出しました!
2021年中に8車種以上を新しく発売する本気度
今回入ってきた情報によると、なんと2021年1月から2021年8月まで毎月1台以上のモーターサイクルを投入し、インド市場に向けて総力戦を展開すると言っていることが判明しました。
ベネリは今後インドで発売する8台以上の新型バイクにより、世界一のバイク市場における、ベネリの選択肢を広げることを発表しました。
中には、インド市場専用として全面的に新しくなったものもあれば、エンジンにインドの排ガス規制である、BS6対応のアップデートが施されたものもあります。
バイク販売網&生産体制も本気の拡大
さらにベネリはまた、インド国内のディーラーを現在の34から50に増やし、市場でより多くのバイクが出回るようにマーケティングを行うことも決めています。
ディーラーも1ヶ月にに2店程度増やしていくという具体的な数値まで定められていて、文字通り総力戦でインド市場を攻略する活動を開始します。
ベネリのバイク選択肢を刷新し広げることにより、インド市場での生産能力も引き上げます。
現在の年間7,000台から、4倍以上の年間30,000台に拡大すること計画しているようです。
ベネリの担当は年間30,000台の生産能力にしたとしても、まだ月に50,000台以上を販売しているロイヤル・エンフィールドには及ばないためさらなる向上が必要だと言っています。
イタリアブランドのベネリは、ディーラーを通じてロックダウン中にもかかわらず、2020年は10月までに3,500台近くの販売を記録した実績を持ちます。
ベネリの大型バイクをインドに投入する足がかりとなるインペリアーレ400
また、ベネリのインペリアーレ400のレッドとブラックのカラーリングについては戦略的に価格を下げて販売することを決めており、販売を後押しすることを狙っています。
インペリアーレ400は、BS6排出ガス規制に適合した374cc空冷単気筒4ストローク4バルブSOHCエンジンを搭載。
21PS(馬力)のパワーと29Nmのトルクを発生し、5速ギアボックスと湿式マルチプレートクラッチにマッチした燃料噴射式エンジンを搭載しています。
ベネリというバイクメーカー自体は、小型車よりは400cc以上の大型バイクカテゴリーにたくさんの製品を持っているので、インペリアーレ400を皮切りに、きっと大型バイクもインドやアジア圏に進出してくることを狙っていると考えられます。
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参照:https://shifting-gears.com/volkswagen-teases-taigun-suv-for-india-to-rival-the-creta-seltos/