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育児まっただ中のSEパスコーが経験したIT・子育てについての経験をお届けするブログ。趣味であるバイクにあまり乗れないことから、欲しい物のレビューを書くことで楽しんでいる。バイク関連がメインコンテンツになりつつあります。

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windows serverでHYPER-V仮想化する場合ホストがライセンス消費する基準をMicrosoftに確認した結果得られた情報

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仮想化のライセンスの考え方を正しく理解しよう。

とあるシステムのインフラでwindows server 2019 standardのHYPER-Vを使ってゲストOSを2台立てるという話がありました。

システムエンジニアをしている私ですが、ホストOSがどこまでの機能を提供した場合にライセンスを1つ消費するのか確認する必要がありました。

 

私の認識では、ホスト側はwindows server2019でHYPER-Vが稼働するために必要な最低限のセットアップであればライセンスは消費しない。つまり仮想OS含めて3つのOSが稼働しても問題ないというものでした。

皆さんは基準をご存知でしょうか。

今回、マイクロソフトのサポートに確認を行ったので記事にしました。明確に回答できない方は是非参考にしてください。

MS(マイクロソフト)に電話してみました。

この問いに対して回答の根拠が欲しくて、色んなWEBページを検索して探していたのですが明記されているページが見つかりませんでした。よって、マイクロソフトさんに問い合わせをしてみました。ここに記録しておこうと思います。

結果:「管理する目的」かどうかという視点がポイント

ホストOSであるwindows server2019はHYPER-V上のサーバーを管理する目的であればアプリケーションが稼働してもライセンスは消費しません

ということでした。

具体的に、どんなアプリケーションなら問題ないのかを探ってみたのですが、【アプリケーションは名言はできません】とのことでした。

 

そりゃそうですね。世の中には数え切れないほどのアプリケーションがある中で、一部のメーカーのアプリケーションだけを例にwindows server2019ホスト上でライセンス消費しませんとは名言できませんよね。

 ならば、とこちらから少しつっこんで確認させてもらいました。 

・ホストにバックアップソフトを入れて仮想OS上のバックアップソフトエージェントを管理するのは問題ないですか?

 

すると、「仮想OSの管理用ですよね?」という確認が入ったのち、はいと回答するとそれであればライセンスは消費しませんとのことでした。

 windows server2019上に構築するアンチウイルスの管理機能も同じですか?と聞くと「仮想OSの管理用であればライセンスは消費しません」との回答を得ることができました。

 

これは想定外でした。この回答通り、仮想OSを多量に立てる場合にも要件を満たせば別途、管理用サーバーを別途立てなくてもホストの2019上に構築して良いということになります。

 ただし、2019上に共有フォルダーを作ってクライアントからアクセスするなど、純粋なサーバーの管理目的でないものはNGだそうです。※別途CALは必要

クライアント上のアプリケーションからサーバーの共有フォルダに監視対象の

ファイルを格納し、それをトリガーにして処理させる場合などはグレーなのかしれません。それでも、「管理が目的」とならば認められるかもしれません。

 

マイクロソフトさんも管理目的ならOK、と曖昧な表現に留めていますがここは確認が必要な領域だと考えます。

ライセンスに悩んだらまず、2019のHYPER-VのホストOSで実施しようとしている内容の目的を分解して考えてみましょう。その目的が、ゲストOSの管理が目的であれば恐らくライセンスの消費はしない形で認められます。

 

ちなみに、こちらはあくまでマイクロソフトが提供するopen volumeなどのライセンスが対象です。

例えばHPE(ヒューレット・パッカード エンタプライズ)のROKのようにOEM製品として提供されるOSライセンスについてはマイクロソフトとしては回答が難しいとのことでした。

 

OEM製品の場合は提供元のポリシーに従うのでそちらへ確認してくださいと案内されました。OEMだから、HPE製品ということになります。

HPEのROKでコストを下げた提案をしている場合などはHPEへ確認するのが筋となります。

効率的に確認をするためにも、OEMならOEM先(上の例ではHPE)に問い合わせをするのが効率の良い対応方法です。

もちろんWindows Server2012、2016も同じ考え方

2019に限らず、windows server 2012、2016も同じ考え方です。

正確には2008R2も同じ考え方なのでしょうけれど、2020年1月にはサポート切れになってしまうのでもうリプレース済もしくは年内に計画済の企業が大半でしょう。

今回は2016、2019について、ホストOSはゲストOSの管理目的であればライセンスは消費されないということを確認させていただきました。

HYPER-Vレプリカなどの機能が実装されたことにより2012でご利用の企業も多いと思いますがクラウドサービスとの親和性を鑑みて2012もそろそろ2016もしくは2019へ移行を考えていくことが良さそうですね。

困ったときはコールセンターに聞こう(連絡先記載あり)

お世話になったのはこちらです。

Microsoftのパートナーコールセンター。

携帯から可 0120-70-8105 ※受付時間 09:30-17:30(土日祝日、MS指定休業日を除く) 

今回のWindows server2019のHyper-v環境におけるホストOSのライセンス消費について色々と質問したにも関わらず丁寧に回答をいただけました。

 

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では、また次の記事で!

www.pastel-software.work

 

 

では、また次の記事で!