相手がオンラインでなくてもメッセージを送ることができて、チャット機能だけでも便利なMicrosoft Teams。
例えば、オフィスにて、PCでメッセージのやりとりをしている途中でOSをシャットダウンして、そのまま会議室やオフィスの外へ移動しながらスマホでやりとりを継続できるのは非常に便利ですね。
(※しっかり前を見て、安全な状態でやりとりしましょう)
なのですが、スマホだと画面が小さいし入力ミスが多くなってしまうのが課題になることがあります。
が、このたび返信候補が出る機能が実装される予定になっています。
スマホからの返信が1タップになる機能
マイクロソフト Teamsに返信の候補表示ができるよう、開発に取り掛かっていることがわかりました。
iphone(iOS)とAndroidスマホは来月にもこの機能を利用できるようになるようです。
スマホにも変換候補は表示されますが、「了解」とか「わかりました」「承知しました」「オッケー」などの入力をするときに、最初の1文字目のタップ位置がずれてしまい、消して打ち直すことがありますよね。
あの煩わしさから解放される可能性があるというのは非常に嬉しいアップデートです。
返信の候補表示は標準でオン。設定でオフにもできる
マイクロソフトによると、この機能はデフォルト(初期値)で有効になるそうです。
オフにしたい場合、IT管理者の方はメッセージングポリシーでSuggested Repliesの設定を無効にする必要がある、となっています。
iOS、AndroidのTeamsアプリの設定では個別に機能を無効にすることもできます。
機能が実装されると、Teamsでは短い返信で対応できる選択したメッセージに関連する3つのオプションが提供されることになっています。
今回の返信候補を表示する機能はSmart Reply Suggentionsですね。
実装時期は2020年7月
この返信候補表示の機能はiOSとAndroidユーザーには、2020年7月中に返信候補の表示機能が展開される予定としています。
その他にも、マイクロソフトは7月初旬に標準テナント向けに、新しい情報ペインとピン留めされた投稿の展開を開始し、7月下旬の展開完了を目指しているらしく、Teamsの機能強化は非常に注力して進められていますね。
※ただし、政府系テナントでは8月中旬にこの機能が利用できるようになります。
パスコーは手が大きいのか、スマホだと誤字脱字を発見してしまうことが少なくないので、この機能は期待大です。
今から7月の実装が楽しみです。
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