Shark Race-R Pro GP FIM Racing#1はFIM 2019で最初に承認されたフルフェイスオートバイヘルメット!
MotoGPとSBKのすべてのヘルメットで2019年6月からの新しい承認制度をクリアした最新のレーシングヘルメットです。
Shark Race-R Pro GPの特徴
2020年からの全てのレースでは、この承認をクリアし公認となったヘルメットを着用する義務が発生します。
Shark Race-R Pro GPは、ホルヘ・ロレンソやヨハン・ザルコなどのライダーが使用するヘルメットとして有名ですが、公道を走行するのための認証もクリアしています。
すなわち、この Race-R Pro GPはSharkの全シリーズの中で最もスポーツ性の高いヘルメットであると言えます。
Shark Race-R Pro GP FIM Racingは、強化されたCOVA RS(Carbon On ViewおよびAramid Racing Structure)を使用して製造され、新しいFIM Racing#1標準の要件を満たす超安全性の高いヘルメットです。
100%カーボンアラミドのシェル構造により、耐摩耗性と圧縮性が向上し、剥離防止性能が向上します。ヘルメットはまた、改善された衝撃吸収を提供するために最適化されたマルチ密度EPSを備えています。
ヘルメット素材であるシェルは、炭素繊維とアラミドの組み合わせで作られていて、非常に優れた保護能力と、そして非常に軽いという特徴があります。Mサイズでたった1200グラムということですのでAGV PISTA GP RRより軽く製造されています。
目を引くリアスポイラーの空力特性。タイムトライアル自転車ヘルメットを思い出させるような形状をしていて、高い空力効率を発揮し、高速の速度域でもヘルメットを安定させるために設計されていて、1000分の1秒を競うレースにおいてタイムロスがないよう考慮されています。
給排気。最上級のレースに使用できるよう設計されているヘルメットであるため、上部エリアに3つのインレットがある良好な流入フローが特徴的です。
また、このRace-R Pro GPの特徴の1つであるフィルターを備えたインバーが顎の部分に存在しています。
スクリーン。視覚的な歪みのない厚さ可変(4.2 mm〜2.8 mm)の高抵抗光学クラス1
さて、MotoGpのレーススタート前やレース中にスクリーンのフィルムを剥がしているシーンを見ることがありますが、この剥がすことが可能なフィルムを装着できるようにピボットを備えています。
そのメカニズムは、通常使用されるプラスチックよりも耐久性のあるアルミニウムで仕上げられています。標準では、このヘルメットにはスモークスクリーンとクリアスクリーンが付いています。
ヘルメット内部を見ると手の込んだ作りになっていて、発泡体に切り込みが入ることにより、ヘルメットがちょうどいい具合にフィットして高速の速度域でも動かないようになっています。
首の部分を閉じて空力特性を改善する特別な構造になっています。Shark Race-R Pro GPの内部構造は、市場に流通するものの中で最高のものの1つです。
留め具がダブルバックルであることは説明する必要がないかもしれません。バックルは陽極酸化チタンでできており、ここでも軽量化に貢献しています。細部に至るまで無駄を削ぎ落とし、軽量化を意識した構造になっています。軽さはこのヘルメットの最大の売りと言えるかもしれません。
二重密度のEPUチンガードは、その領域の周囲で反響する衝撃を吸収することができ、取り外し可能な可変空気流汚染防止フィルターが取り付けられています。
ヘルメットにはクイックスポイラーセーフティシステムも装備されており、転倒時にスポイラーを排出して、二次衝撃の影響を制限し、ライダーの安全を保証してくれます。
その他のスペック
- 各サイズにより快適にフィットする2サイズのシェル
- 衝撃が発生した場合の吸収性を高めるための最適化されたマルチ密度EPS
- 完璧なメンテナンスを確実にするために、圧力調整された陽極酸化チタン製のダブルバックルストラップ
- QRコードが組み込まれた新しいホログラフィックホモロゲーションラベル(トラックに入る前にレース委員の正式な身分証明書を含むヘルメットのトレーサビリティが含まれています)
- Sharktooth®通信システム(別売)を装着可能
- ラップと通気性のある襟のパッド
- 「ウィンドレースフラップ」と呼んでいる顎のカーテンは非常に機能的で、あらゆるタイプの気象条件に適応し、騒音を低減し、乱流を最小限に抑えます。
ヘルメット同梱物
- Shark Race-R Pro GP GP FIM Racing#1
- ボックスと専用デザインのヘルメットカバー
- 「ダークスモーク」アンチスクラッチ/防曇スクリーン。
- 公式「シャークレーシングディビジョン」バッグ
- ステッカー
取得認証
- ECE 22.05
- FIM-FRHPHE-01
海外ではSHOEIやARAIよりも高い評価をされていることも多いようです。AGVに比べると少しマイナー感があるSHARKですが、ロレンソやザルコもかぶっているものですし、これだけ高い評価を受けているわけですから見逃すわけにはいきませんね!
では、また次の記事で!