誰よりも速く、そして誰よりもかっこよく、そして誰よりも安全に走るためにヘルメットは欠かせない存在です。
特にサーキット走行や快走路を走るライダーは比較的高速の速度域で走るため転倒時のリスクが大きくなる。しかし、頭部へのダメージは仮に手足に多少の傷を追ってでも避けなければなりません。究極の選択としては、手足の骨折をしてでも頭は無傷で居たいものです。
それぐらい大事なヘルメットなら、信頼性と実績のあるメーカーがもちろん望ましいもの。数多くのヘルメットメーカーがありますが、このBELLヘルメットはMotoGP世界選手権のMoto2クラスに出場しているBrad Binder (ブラッドビンダー)がかぶっていることで有名です。
そのBELLヘルメットの最高峰ヘルメットがこちらBELL Race Star Flex DLXです!!一体どんなスペックなのか気になります。今回の海外ヘルメットレビューではこちらをご紹介です!
BELL Race Star Flex DLX概要
1968年に発売された初代Bell Star(ベルスター)は、市場初のフルフェイスバイク用ヘルメット。ベルのヘルメットは、マイケル・シューマッハ、ジャッキー・イクス、エヴェル・クニベル、ケニー・ロバーツなどの自動車やオートバイの伝説の人物に長く愛用されてきました。
Race Starとある名の通り、Race Star Flex DLXはプロレーサーやサーキット走行を行うライダーの頭部を安全に守ることが出来るよう設計されています。このヘルメットをかぶっていればもう、そりゃーツーリング中にコケても無問題ってことです。
Race STar Flex DLXはBELLのヘルメットの中でも最高峰に位置していて、最先端のテクノロジーと最高の素材を使って作られた、いわば最高傑作として位置づけられています。
3Kカーボンファイバー製シェルを使用し、独自のFlexライナーは頭部を万全に保護し、磁気性の頬パッドは最適なフィットで優れた快適性を保証し、フォトクロミック・シールド・テクノロジーで覆われた視界はフィニッシュラインを見据えた完璧な視野を提供します。
レーサーの勝ちたいという気持ちを最高の技術と素材で支援してくれる、そんなヘルメットに仕上がっています。一度かぶってみたい!
安全性能(SHARP:シャープテスト評価)
当サイトでは安全性の確認にはSHARPテストの評価を重要視しています。その他もJISやECE、SNELLなど厳しい規格がありますが、SHARPテストが最も多方向からの衝撃に対して評価されることと、その中で生き残ること、すなわちライダーが致命的なダメージを受けないことを目的としているため、ヘルメットを選ぶ上で重要な情報が得られると考えています。
そんなSHARPテストの結果は・・・満点!星5つです(★★★★★)
Race Star Flex DLXはRace Starの改良版ですから、文句なしの星5つです。安全性能として、文句なしの最高性能を発揮してくれます。それだけでも安心してバイクに乗ることができますね!
SHELL:シェル
シェルのサイズは、なんと5種類!!6つのサイズに対してシェルが5種類というのは異例です。ほぼ、各サイズ専用のシェルがあると言っても過言ではありません。ここだけを見てもBell Helmetの本気が十分に伺えます!
少ないモデルだと2つのシェルで6サイズぐらいの展開をシてしまうものがある中で、5種類には本気を感じざるを得ません!
実績のある3Kカーボンファイバーが搭載されたシェルを持つRace Starは、本物のレース用ヘルメットのような外観、性能、感触を備えています。
磁力によって取り付けられている頬パッドは、簡単に取り外しが可能で洗濯することができます。また、緊急時にも、ヘルメットを取り外す前にまず簡単に頬パッドを取り外すことができ、安全な救護活動に 役立ちます。
Liner:内装
フレックスインパクトライナーという、Bell Pro StarとRace Starのヘルメットには、低、中、高の3つのシナリオから衝撃エネルギーを考慮するよう設計された3層インパクトライナーが装備されています。
これは、3つの異なる密度の3つの異なる材料で作れており、衝突速度に応じて最適な、異なる材料がエネルギーを吸収するように設計されているそうです。
ここまでくると、近未来感があります。まるでAIが内蔵されていて、内部で判断するかのような働きですね。
Pro StarとRace Starは、市場で最も技術的に進んだライナーを装備しています。過酷な条件下での過酷な使用に耐えるように設計されたウイルスライナーにより、ライダーは涼しく、快適に走ることができます。
Virus社のCoolJadeファブリックに再生ヒスイを配合し、自然な冷却効果を生み出しました。CoolJadeの素材と組み合わされたウルトラウィッキング構造により、皮膚表面温度を10°Fまで下げ、快適でドライでクールに保ちます。
バイザー
レースであれ、市街地であれ、ワインディングであれ、障害物を明確に認識する能力が重要であることに変わりはありません。StarのPanovision(パノビジョン)ビューポートでは、垂直方向と水平方向の可視性が向上しています。
これにより、ライダーは狭い場所でも、よりよく見ることができ安全な場所へ移動を開始することができるようになります。
サイズ・カラー
サイズ:XS-XXL
カラー:ラックスマット/グロスブラック/オレンジ;マット/グロスブラック/クローム;RSDフォーミュラ白/赤;サージマット/光沢ブラシメタル/グレー;サージマット/グロスホワイト/レッド
機能一覧
恒例のSharpテストに記載の機能一覧もこちらでご案内しておきます!
コース上のプロライダーとの協力によるフィールドテストと開発を実施して設計を練り上げていったRace Star Flex DLXは、ベルの最先端の風洞試験によって練り上げていったものです!
きっとMoto2を走るBradBinderのレース走行中のデータも反映されていることでしょう!
そして更に、ライディングシミュレーションシステムにより微調整を繰り返して更に綿密に仕上げられていっているそうです。最高峰の名に相応しい性能を発揮してくれることは間違いありません!!
海外のインプレッション・クチコミも非常に良い評価が散見されています!
- パノビジョンレースビュービューポート
- 3Kカーボンシェル
- 3倍密度チークパッド
- メッシュライナー
- 磁気チークパッド
- スピーカーポケット
- ジッパー付きヘルメットバッグ付属
- Snell M2015およびDOT認定をクリア
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6つのEPSと5つのシェルサイズにより、特に高速でフィット感とパフォーマンスが向上
- Race Starより10%軽量
★もう2020年モデルが発売中!Yahoo!ショッピングで取り扱いを確認できました!
他にも多数の国内・海外ヘルメットのレビューをしています。ぜひこちらからご覧になってください!
参照:https://www.sportbiketrackgear.com/bell-race-star-flex-dlx-lux-helmet/#product-reviews