日本では知名度こそ高いとは言えないものの、世界一のヘルメットシェアを持つ韓国のHJC(エイチジェーシー)が欧米モデルの新型ヘルメットを発表した!
サンバイザーを装備したコスパモデルi30
オープンフェイスのジェットヘルメットにi30が発表!
曇りを防いでくれるピンロック対応のシールドと、クイックリリースのベースプレートが特徴で、取り付けや取り外しに工具を必要としないもの。
HJCによると、内部のサンバイザーも見直され、前バージョンよりも広い範囲で太陽の光をカットしてくれるように改良されたものになっています。
サンバイザーは、長さが短いと走行中、不意に光が目に直撃して目を閉じてしまうので、この改良は嬉しいバージョンアップです。
Smart HJCにも対応しており、別売のHJC 10Bや20BのBluetooth通信システムを装着することも可能だ。
アメリカのラインナップ(6色)
ヨーロッパのラインナップ(6色だがアメリカと異なる)
安全性能としては、アメリカのDOT認証を取得しています。
サイズはXSから2XLまで。
希望小売価格は米国で149.99ドル(約16500円)から154.99ドル、欧州では149.90ユーロ(約18500円)とリーズナブルなコストパフォーマンスとなっています。
ECE認定C80が発表!
HJCヨーロッパはまた、ECE認定のモジュラーデュアルスポーツヘルメット「C80」を発表した。
外側はポリカーボネート複合材で、幅の広いフェイスシールドと内部のドロップダウン式サンバイザーを備えている。
上下の通気口はグローブをしたままでも使いやすいように設計されており、ライダーにとっては非常に使いやすいモデルです。
このモジュラーヘルメットC80のチンバー(顎の部分)には、ワンタッチレバーを採用するなど使いやすさを追求しています。
カラーリングは4色。
希望小売価格は249.90ユーロ(約30500円)です。
別途、詳細のレビューにて記載しますが、安全性能を考えると世界標準に近く、数年ごとに改定され厳しさを増すECE規格をクリアしていることは安心材料となるでしょう。
ジェットヘルメットV30カーボン登場
HJCヨーロッパでは、V30オープンフェイスヘルメットをはじめとする一部のモデルをカーボンバージョンで販売しています。
カーボンファイバー製のシェルは軽量で見た目も良く、3ポジションサンシールドを内蔵している。
軽さを求める街乗りライダーにとっては、とても重要な性能です。
内装はレザーとスエードで仕上げられており、ECE22.05認証を取得したV30ヘルメットのレトロモダンなルックスを引き立てています。
Smart HJCには対応していませんが、Bluetooth通信に対応したスピーカーポケットを装備しています。
希望小売価格は299.90ユーロ(約37000円)です。
F70にもカーボンが登場
他にも、F70 カーボンが登場。
米国と欧州の両方の海岸で利用可能な予定で、DOT と ECE の両方の認証を取得しています。
2つの上部吸気口、5つの排気口、内部アンチフォグドロップダウンサンシールド(曇り防止機能付きサンバイザー)、スマートHJC Bluetoothに対応しているなど、必要な機能を全て備えています。
サイズはXSから2XLまであり、希望小売価格は399.99ドルまたは399.90ユーロから409.90ユーロ(約50000円)です。
米国ではカーボンは1種類だけですが、ヨーロッパではブラックとセミフラットブラックの2種類からどちらかを選択できます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
では、また次の記事で。
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