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育児まっただ中のSEパスコーが経験したIT・子育てについての経験をお届けするブログ。趣味であるバイクにあまり乗れないことから、欲しい物のレビューを書くことで楽しんでいる。バイク関連がメインコンテンツになりつつあります。

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ハヤブサのリアウインカー交換記

先日、隼に乗って大阪から和歌山県の白浜や串本、那智、新宮あたりに向けて
灼熱の中ではありましたが紀伊半島ツーリングにでかけていました。

交差点を曲がろうとしたとき、妙な違和感を感じて確認するとすぐに気がついた。

バイクの右側のウインカーの点滅速度が非常に速い。

通常なら、「ピッカ、ピッカ、ピッカ」といった具合にウインカーは点滅する。
しかし「ピカピカピカ」という点滅間隔が非常に短い状態になりました。
これはハイフラッシャーという現象で、通称ハイフラなどと呼ばれているものです。

ハイフラの原因は電流の異常

ハイフラッシャー(以下、ハイフラ)は、フロントの左右、リアの左右にある
ウインカーに流れる電流異常が発生したときに運転手や周囲の車・バイクが気づけるよう、起きる仕組みになっています。

ウインカーが故障して付かなくなった時、運転手が気付かないと周囲の車、バイク、人は、突然曲がってくる車により事故を起こしかねないからです。

ハイフラは、そんな事故が起きないようにするための気付きのための仕組みなのです。

ハイフラはバルブ(電球、球)交換で発生する場合もある

私の乗っている隼(2003年式のGSX1300R隼)のウインカーは昔ながらのハロゲンランプです。

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もうすぐハタチになる2003年式の旧型GSX1300R隼。青銀がかっこいいぜ

例えば、最近では標準になっているLEDランプに交換すると、ハイフラが発生します。

これはハロゲンランプよりもLEDランプの方が非常に消費電力が低い、すなわち流れる電流が小さくて良いため
バイクとしては「電流異常だ」と認識してハイフラが発生するというものです。

LEDランプにする場合には、ハイフラ対策で抵抗を別途つけるか、抵抗内蔵のウインカーに交換することで対応が可能です。

ウインカーがハイフラになった場合はバルブ交換

バイクを標準(ノーマル)から仕様変更していない場合においては、ハイフラ=球切れや接触不良の可能性が高いです。

ハロゲンのバルブ自体は、せいぜい300円程度ですので新品交換してしまうのが最も良いでしょう。

ハイフラ現象により、問題があるのが左右どちらかであるかの判断は付きますが、フロントなのかリアなのかを切り分ける手段はありません。

なるべくハイフラがでた側のフロントとリアのウインカー両方のバルブを交換するようにしましょう。

色んなことを確認したり、試してみる時間のある方は思いつくものを試して確認することもできますが育児中のワーパパとしては1度の作業でハイフラ現象を解決できる可能性の高い方法をとることがベストと考え、私は隼の球交換をすることにしました。

隼のウインカーバルブ交換(リアウインカー編)

ハイフラ現象が出たのは右側のウインカーでしたので、右側のフロントとリアのウインカーバルブを交換するのがベスト。

ですが、少し前に右のフロントのウインカーバルブを交換していたのと、あまり時間が取れそうになかったので10分あれば作業のできるリアウインカーのバルブ交換をすることにしました。

ちなみに、隼の純正ウィンカーは12V21Wシングル球の口金式150度ピン。

ピンの角度が150度というのは、どちらかというとマイナーなようで選択肢はあまりありません。

検索しても情報が少ないので、悩んでいる方やおすすめが知りたい方は小糸製作所のP4514が良いです。

1つで良いよという方は、K4514という品番であったはずです。

隼のリアウインカー交換手順

では、リアウインカーを交換していきましょう。こちらはウインカーを上から見たところです。

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しゃがんで、ウインカーを下から確認すると1箇所ボルトで留めてありますのでここをプラスドライバーで外します。

スペースがないので、手持ちの中の一番長さの短いドライバーで作業をするのがベストです。

車載工具のドライバーよりも、もっと短いものがあると良いです。

 

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ボルトを外して、オレンジ色のカバーを外すとハロゲンバルブが出てきます。

クルクルっと回して外します。

車載工具のドライバーだと、力を入れてウインカーを上に持ち上げながらボルトを外すことになります。壊れないかとちょっと怖い作業。
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用意しておいた、新しいバルブに交換します。

今回はKOITO製品が近場に売っていなかったので、M&Hマツシマの3103を買ってきて取り付けることにしました。

もう一度復習ですが、ピンの角度150度というところは気をつけましょう。
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バルブをコネクタに取り付けたら、オレンジ色のカバー側にさして回転させれば固定することができます。

ここ、忘れがちなので注意。
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これで完了です。

動作確認して、ハイフラが出ていなければ次回のツーリングは安心してデカkれられますね。

まだハイフラが出るようでしたらフロントのウインカーバルブも交換しましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました!

では、また次の記事で。