8/3~4に中小企業診断士の1次試験を受験してきました。試験会場はマイドームおおさか。
2日間で6科目というセンター試験もしくは大学の期末試験のようなタフな試験でした。
試験が終わり、ほっとした8/5(月)には早速、診断士協会から公式解答が発表されました。
すぐさまtwitterでは1次試験合格報告のツイートや残念ながら不合格となり来年への決意表明ツイートが多数見られました。
私なりに、令和元年度の合格を目指して勉強をしてきたのでドキドキと緊張しながら私パスコーも問題用紙と職場で印刷してきた1次試験解答を並べて採点の祭典を開催しました。
- 試験結果は…1次試験合格ならず(科目合格ゲット)
- 1次試験の合格ラインは40点未満なし、かつ平均60点以上
- 60点以上獲得すると科目合格の権利が得られます
- 科目合格を使うかどうかも戦略が必要
- 来年に向けて、と言いたいところだけれどまず休息
- おまけ。フタ付きのモンエナ500mlは試験日に最適
- 中小企業診断士1次試験で科目合格を勝ち取った勉強法
試験結果は…1次試験合格ならず(科目合格ゲット)
試験が行われた順に
- 経済学・経営政策 68点(合格!)
- 財務・会計 60点(合格!)
- 企業経営理論 61点(合格!)
- 運営管理 58点(不合格…あと1問だった)
- 経営法務 56点(不合格…あと1問だった)
- 経営情報システム 免除(ITストラテジスト)
- 中小企業経営・中小企業政策 47点(不合格…全然だめだ)
免除とした経営情報システムを除いた6科目の合計点は350点でした。
1次試験の合格ラインは40点未満なし、かつ平均60点以上
パスコーは6の経営情報システムを除いた6科目を受験してきました。
1次試験を通過するためには次の条件を満たす必要があります。
- 6科目すべてが40点以上 → クリア!
- 合計360点(平均60点)以上 → 10点足りず
あと10点あれば合格というところまで来ていました。
350点なので、平均58.3点です。
60点まであとわずかでしたが残念な結果となりました。
しかし、twitterでは平均して70点以上、科目によっては80点以上を叩き出している猛者も多数おられます。
合格のボーダーラインギリギリの戦いをしている時点で既に習熟度が低いという事実を叩きつけられる結果となりました。
60点以上獲得すると科目合格の権利が得られます
中小企業診断士の1次試験には科目合格という制度があります。
これは60点以上獲得すると、合格した年を1年目として3年目まで合格扱い(試験免除)が得られるという仕組みです。
情報処理技術者試験の午前1免除とほぼ同じですね。
診断士試験を考えておられて、詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。
今回パスコーは以下の3科目について60点を超えたため科目合格をゲットすることができました。
来年と再来年は1次試験の免除を受けることができます。
1.経済学、経済政策
2.財務・会計
3.企業経営理論
6.経営情報システムは情報処理技術者試験の応用情報技術者以上の資格を取得していると免除が受けられます。
なので応用情報技術者、情報セキュリティスペシャリスト、プロジェクトマネージャ、ITストラテジスト保有により制度変更がなければ永久に免除が受けられます。
よって、来年度は4,5,7の3科目を40点未満がないように、かつ平均60点以上獲得すれば1次試験突破となり2次試験への切符を手にすることができます。
中小企業診断士は2次試験こそ難しい資格だと言われているのにこれでは前途多難です・・・
奮起しなければなりません。
4の運営管理と5の経営法務は、それぞれあと1問ずつ正解だったら科目合格に届いていたので悔やまれます
科目合格を使うかどうかも戦略が必要
60点以上の点数を獲得して科目合格を手にしました。
来年は3科目だけをやれば良い状態です。
が、中小企業診断士の1次試験においては科目合格の権利を使うかどうかもまた戦略が必要になります。
というのも、年度によって各科目の難易度にばらつきが非常に大きいのです。
毎年、爆弾科目や地雷科目などと言われる超難易度の高い問題が出る科目が存在するのです。
3科目に絞れているとは言え、その内の1科目が地雷科目であり45点などという点数になってしまうと他の2科目で15点分を補わなければ平均60点がクリアできません。こういう事件が常に起きるのが診断士の1次試験なのです。
よって、敢えて科目合格の権利を使わずに常に7科目を受験しリスクを分散させる株式投資のポートフォリオの考え方が必要となります。
私のようにSE職のエンジニアにとっては経営情報システムは60点と言わず80点以上が狙える可能性があるため、あえて免除せず80点を狙う戦略も考えねばなりません。
80点取れれば、仮に3科目が45点、55点、60点となっても20点分を補うことができるからです。
現実的にはこの路線が最も合格確率が高いのかもしれません。
無論、経営情報システムが地雷科目のリスクもありますので免除を利用せず受験すると決めたならば十分な対策をして試験に臨む必要があります。
こりゃ大変だ。
来年に向けて、と言いたいところだけれどまず休息
この悔しさをバネに早速来年に向けて再スタートだ!と言いたいところですが闘いの疲労を癒やすのが先決。
まずは精神力、気力、体力が充実するよう少し休んでおきたいと考えています。
今回の受験勉強でお世話になったのは診断士ゼミナールレボです。
TACなどの資格の学校に通う時間を捻出することの難しい育児世代にとっては非常にありがたい仕組みでした。講義動画がいつでもどこでもダウンロードできるので
スマホ・タブレット・私物PC・仕事用PCに講義動画をダウンロードして少しずつ講義を受けました。
レボの説明は初学者にもわかりやすい説明なのでこれから診断士に挑戦される方にも診断士ゼミナールレボはおすすめすることができます。
なんと言ってもコスパ最強なのがありがたい。
通信教材で学習する方には絶対レボをおすすめです。
来年もまた自信を持ってこの教材で学んでいきます。
経営情報システムの免除権利となったITストラテジスト合格のための勉強法はこちらにアップしています。
おまけ。フタ付きのモンエナ500mlは試験日に最適
1次試験の初日は4科目、2日めも3科目を受験しなければなりません。
どのタイミングでエナジードリンクによるドーピングを行おうか悩んでいましたが、なんと!!
フタ付きのモンスターエナジー500mlを発見しました。
中小企業診断士の試験に限らず複数の科目を受験しなければならない場合にフタ付きの大容量タイプはありがたい存在です。
合間に少しずつ飲んで2日間踏ん張りました。
試験当日だけは疲れ知らずの状態で闘いたいものです。
そういう意味で、フタ付きのモンエナは最高におすすめです。
そもそも、パスコーが中小企業診断士を受験しようと考えた経緯についてはこちらに書いています。
中小企業診断士1次試験で科目合格を勝ち取った勉強法
今回、1次試験通過には残念ながら及ばなかったのですが3科目に科目合格をすることができました。
1.経済学、経済政策
2.財務・会計
3.企業経営理論
また、残り2科目についても後1問正解すれば科目合格をゲットできるところまでたどり着けました。(号泣)
パスコーが科目合格を勝ち取るために行った試験対策の勉強方法は次の通りです。
- 診断士ゼミナール レボの講義動画を見て理解する
- 過去問3年分を解く
たったこれだけです。
レボの解説は、動画の倍速を推奨されるほど
ゆっくりと丁寧に話してくれます。
最初は1倍や1.5倍程度のスピードで理解することに努め、得意な部分や、理解が進んだ部分は2倍や2.5倍にスピードを上げて見ることでメリハリをつけて講義が受けられます。
なんと言っても、講義ムービーをダウンロードしておくことができるので4G回線でストリーミング再生したときのようにデータ通信量を気にする必要がありません。
ギガが減る、などという心配がないわけです。
そしてテキストもPDF提供されているのでスマホだけでも十分学べるし、横にタブレットがあればバッチリです。
(ぶっちぎりでコスパが良いのも助かります)
そして、講義を受けた後には2の過去問です。
正しい選択肢を選んだ理由を理解することはもちろんのこと、不正解の選択肢がなぜ不正解なのかについても理解するよう務めました。
6科目それぞれ、3年分の過去問を3回解く計画です。
どの科目も、1回目は概ね惨敗(25~40点ぐらい)し、2回目で50~65点ぐらいになり、3回目でようやく70~85点ぐらい取れました。
1回目に解いて自己採点したとき、30点とか40点とかを叩き出してしまいます。
丸付け、と言いますが実際はバツ付けです。
途中で赤ペンをへし折りたくなるぐらいキィー!!!!と悔しい気持ちになりますがパスコーのように初学者だと1回目はそんなもんです。
そんなもんだろう、と諦めて、解説の読み込みと理解に気持ちを向けて進んでいきましょう。
結果的には、3回目で70点だと、本番で60点取るのは正直難しいということになりました。
過去問を解いているときにも、薄々気付いてはいたのですが6科目をバランス良く進めていくのは想像していたよりずっと難易度の高いことでした。
診断士が難しいと言われる所以はココなのかもしれません。
高難易度の問題はスルーしつつ理解を進め、半月~1ヶ月のインターバルがあっても8割以上を取れるぐらい理解できていれば良いでしょう。
そこまで進められれば1次試験については問題なく合格できるところに達せているでしょう。
理解については心配ありません。
初学者のパスコーでも読んで考えれば分かるぐらいレボは解説も丁寧に書いてくれているし、非常に難易度が高い問題や時事問題については復習不要と書いてくれているのもありがたいです。
余計な高難易度問題に時間を取られることはありません。
来年は3科目(情報を入れて4になるかも)、合格して2次試験に進めるように頑張りたいと思っています。
ではまた次の記事で。