2017年10月に開催されたIPA情報処理技術者試験のITストラテジスト試験を受験し3度目にして何とか合格を勝ち取ることができました。(午前1は免除)
旧制度ではシステムアナリストと上級システムアドミニストレータに分類されていた試験です。
システムを外部から分析・解析しアドバイスするアナリストの視点と、利用者(管理者)の立場からより良いシステムにしていくアドミニストレータ(組み込みシステムが明示的に含まれる)の観点が必要になり、技術系のSE職の経験だけでは普段養われない観点があることから非常に難しいといわれています。
私自身の勉強方法の整理および、今後チャレンジされる方に少しでも足しになればいいなと思い、ここに記録を残すことにしました。
▶IPA ITストラテジストとは
経営戦略に基づいてIT戦略を策定し、ITを高度に活用した事業革新、業務改革、及び競争優位を獲得する製品・サービスの創出を企画・推進して、ビジネスを成功に導くCIOやCTO、ITコンサルタントを目指す方に最適です
対象者像
統計情報
何故ITストラテジスト試験を目指したか
勉強方法 午前1
勉強方法 午前2
勉強方法 午後1・午後2
経営戦略に基づいてIT戦略を策定し、ITを高度に活用した事業革新、業務改革、及び競争優位を獲得する製品・サービスの創出を企画・推進して、ビジネスを成功に導くCIOやCTO、ITコンサルタントを目指す方に最適です
▶ITストラテジスト 午後2 最速の論文対策
論文を書く際も午後1と同じです。
試験勉強時間の作り方
ITストラテジストを名刺に書くメリット
この質問をよく聞かれるので書いておきます。
Q:ITストラテジストは名刺に書いていますか?
A:はい。書いています。
最初はどうしようか1人で迷っていましたが、名刺に記載しています。
私はITストラテジスト(ST)とプロジェクトマネージャ(PM)を記載している。
官公庁向けの案件の場合は入札要件に情報セキュリティの有資格者がいることを求められるケースが多いため情報セキュリティスペシャリスト(SC)が入るのでプロジェクトマネージャと情報セキュリティスペシャリストをを書いた2枚目の名刺を出します。(私は登録支援士ではない)
この人が主担当なんだなとわかってもらえ、話が早いからです。
情報処理技術者試験の高度区分にはほかにも難関試験がずらり、そろっている。
- ITストラテジスト試験
- プロジェクトマネージャ試験
- システムアーキテクト試験
- ITサービスマネージャ試験
- ネットワークスペシャリスト試験
- データベーススペシャリスト試験
- エンベデッドシステムスペシャリスト試験
- システム監査技術者試験
※旧試験名は長いので割愛
合格してから名刺にITストラテジストと書いて活動していますが、予想以上に名刺に書いている人に出会います。
結論としては、みなさんITストラテジストと名刺に書いておられるということです。
最初、書くかどうか少し悩むし恥ずかしいような気持ちになるかもしれませんが、難関と言われるITストラテジストに合格したならば名刺に書かない手はありません。
超難関試験に合格したのだから、ひとまず書いて自分をアピールしてたら良いと思っています。半年ぐらいやってみて、万が一不評だったら消したらいいし、という軽い気持ちでOKです。
ちなみに、日本ITストラテジスト協会(JISTA)でお会いする方はたいてい名刺に記載されていました。
名刺への書き方も悩むポイントで、概ねこういう風に記載されている方が多い。
名刺交換をする相手がITに関連する人が多ければITストラテジストで十分に通じます。
そうでない場合は、そもそもITストラテジストとはなんだろう?というところから説明しなければならないので国家試験であることを記すために経済産業省というキーワードを入れることで理解してもらいやすくなります。
私は中小企業の社長・役員の方などとお会いすることが多く、情報処理技術者試験の認知度があまり高くないため経済産業省 ITストラテジストと記載することにしています。
むしろ、日本ITストラテジスト協会でお会いする方は会計士だったり・中小企業診断士・技術士・社労士などといった直接的に食える資格のサブとしてSTが記載されていることが多いという驚愕の事実に触れました。
それを見ていたら、名刺に書くかどうかを悩む暇があったら次の目標に早く取り組んだほうが良いんじゃない?ということです。
名刺に書くかどうかの悩みは、すぐに書く!ということを結論としましょう。
いざ書いてしまえば名刺交換の際に、情報処理技術者試験を受けている方・過去に受けていた方からは「おお、ITストラテジスト合格ですか。すごいねー」なんてお言葉を頂戴できることも少なくない。
共通の話題ができるという効果ありです。
もし資格を名刺に書くかどうかを悩まれて当記事へお越しになった方は、合格証書を受け取ったらすぐに名刺に記載して、次なる活動のために時間を使ってください。
少しハードルは上がるかもしれませんが、自分自身を高めてくれる魅力的なブランド名刺が、さらなる高みへ私達を導いてくれるでしょう。
何も書いていない人と見比べたら、有資格者の声を聞いてみたいのは誰しも同じ感情だからです。
悩む暇があったら経済産業省認定 ITストラテジストと名刺に記載して誰が見ても魅力ある名刺にする。
そして、次なる活動に時間を使うのがベストだと思います!