人生の駆け出し冒険家パスコーです。
意識高い系・意識低い系という言葉をよく耳にします。あなたは意識高い系ですか?それとも意識低い系ですか?
意識高い系という言葉が褒めているのか、それともけなしているのか理解できていますか?
私はどっちなのかわからなくなってしまいました。意識低い系もあるの?と思ったりしたので意識高い系ってどういうこと?を整理してみました。
- 意識高い系とはマイナスの意味!辛辣な評価です。
- 意識高い系、実は最初は褒め言葉だった
- 成果を出すべく努めていると意識高いって言われるけど誤り
- 頑張っちゃいけないわけなんてない。
- 意識高い系・意識低い系という言葉に惑わされず、むしろ遊んでしまうぐらいが丁度いいのかも知れない。
- 他人になんと言われても自分は自分。継続できる人だけが達成できる。
- 最後に。意識高い系が提唱されたのはこの書籍
- 番外編:意識高い系ラーメン
意識高い系とはマイナスの意味!辛辣な評価です。
まずは意識高い系ってどういうこと?をwikipediaで調べてみたところ定義が確認できました。空回りしている若者、などと書かれておりかなり辛辣な表現ですね。
意識高い系(いしきたかいけい)とは、自分を過剰に演出する(言い換えれば、大言壮語を吐く)
が中身が伴っていない若者、前向きすぎて空回りしている若者、インターネットにおいて自分の経歴・人脈を演出し自己アピールを絶やさない人などを意味する俗称である。
大学生に対して使用されることが多いが、ビジネスマンや主婦など若者・
学生以外の層に対して使用される場合もある。 「意識高い系」の特徴として、自己啓発(ボランティア・政治)
活動や人脈のアピール、あえて流行のカタカナ語を使うなどが挙げられる。嘲笑の対象として「意識高い系(笑)」と表記されることもある
確かに自分を大きく見せるような行動、TwitterやInstagramを始めとするSNSではよく見受けられますね。
意識が高いという表現については目標が高い、視座が高いというプラスの認識をしていましたが全くの逆でかなりマイナスな要素の強い言葉のようですね。
貴方は意識高い系?それとも意識低い系でしょうか。
意識高い系、実は最初は褒め言葉だった
もう少し読み進めていくと、意識が高いという言葉の意味の変遷を知ることができました。当初はプラスの意味で使われていたことが発覚しました。
2000年代半ばに、就職活動の場面において使われ出した意識が高い学生という言葉は「能力が高く、知識も経験も豊富な優秀な人材」
という意味を持ち、ネガティブなイメージは無かった。
しかし、2008年に発生したリーマン・
ショックの影響により学生の求人が減ったことや、TwitterやFacebookなどのサービスが日本に上陸し たことで、目立ちたがりの学生が実際に目に着くようになった
つまり、目立ちたがりという言葉の通りで、自分を大きく見せることで人の目を集めたいという心情や行為を意識が高いという言葉に置き換えたということでした。
意識が高いと言われると、超優秀な人をイメージするのは時代的背景が関与しているようです
パスコーは2005年卒なので、意識が高い=視座が高く知識の豊富な学生をイメージしていました。これは世代によるものがあるかもしれないですね。
意識高い=志が高いじゃないんだ。
現代においては思い違いになってしまっていることを思い知らされました。あれ、パスコーは後輩に意識高い系ですねって言われたことあるぞ・・・
成果を出すべく努めていると意識高いって言われるけど誤り
仕事に限らず、スポーツや趣味でも、目標達成に向けて一生懸命ストイックに行動をしていると意識が高いねと言われることがありませんか。
あれは使い方を誤っている、もしくは伝えたい気持ちを表現するのに適した言葉を選べていないことになるのかもしれません。
心から応援したい、褒め称えたい場合は他の言葉を使うようにした方が良いかも知れません。
意識高い系、意識低い系という表現をすると世代によって認識する内容が異なるリスクがあり、伝えたいことが伝わりません。
齟齬が生じない例として、こういうのが良いのではないでしょうか。いつも熱心に頑張っていますね。成果が出ると良いですね。
誤って意識高い系という言葉を使っている人がいたら私もそう思っていたんですけど意味が違うみたいですよ、と笑顔で言って教えてあげたい気持ちになります。
頑張っちゃいけないわけなんてない。
要するに意識高い系とは、目標や成果に向けて努力することとは違う意味で使われていることがわかりました。意識高い系をきどって目標達成に向けて努力している人に向かって話しかけてみるとこういうことです。
YOUの設定したGOALに向けてのprogressはどのよう
こりゃだめだ。意識高いというか、ルー大柴さんですね。togetherしようぜ!のルー大柴さん。 ←意識高い系?
他にも意識高い系の特徴はこのようなものがあるそうだ
▶自己啓発(ボランティア・政治)活動
ボランティア参加したらだめなのでしょうか?(無視決定)
▶人脈のアピール
程度によるけど、人脈って自分から人脈あるぜと
アピールするものではないよね。(無視決定)
▶流行のカタカナ語を使うなどが挙げられる。
togetherしようぜ!(無視決定)
結論、意識高い系というのは木にする必要がないことがわかりました。意識高くても低くてもいいや。
意識高い系・意識低い系という言葉に惑わされず、むしろ遊んでしまうぐらいが丁度いいのかも知れない。
意識高い系という言葉は、別段気にする必要がないことがわかりました。他人のことを意識高い系・意識低い系と評価しても何も生産しません。それよりも、
例えばこんな感じはどうだろう。
意識高い系モード:志を高く持って活動をする状態
・技術習得のために技術書を読む。検証環境で評価してみる。
・知識習得のために資格取得の勉強をする
・読書や映画鑑賞を通じて教養を身につける。
・尊敬する人のセミナーを受講する。
意識低い系モード:気の向くままに好きなことをして過ごす状態
・疲れを癒やすべく家でお菓子食べつつお酒を飲む
・行くあてもなくバイクでぶらり走り出す
・好きなご飯を食べに行く
・1人カラオケ、1人居酒屋に行く
・ベランダで土いじりにふける
こういう、自分の中の状態を表現する言葉として意識的に使い分けて楽しんでしまいましょう。ようし、今日は意識高いモードでいくぞー!とか帰宅したら意識低いモードでくつろぐぞー!みたいな、ね。
他人になんと言われても自分は自分。継続できる人だけが達成できる。
目標に向けてストイックに務めていると他人に意識高い系だね、なんて言われることがありますが努力することをやめちゃいけない。成功を願い、成功をイメージして続けよう。
そもそも、他人から意識高いとか低いとか言われるものではなくて自分のことは自分が誰よりも分かっているし自分のゴキゲンは自ら取りながら進んでいきたいものです。
だから、人がどう言うかはどっちでもよくて、意識高いモードをうまく使って前へと進んでいけばいいんじゃないかな。
最後に。意識高い系が提唱されたのはこの書籍
2012年
「意識高い系」という病: ソーシャル時代にはびこるバカヤロー
今回の私の考察にはない知見や分析が含まれていると思うので読んでみたいです。
番外編:意識高い系ラーメン
意識高い系ラーメンというのもあるようです。定義を調べるのがばからしくなって手を止めました。ラーメンと言われて、久留米の大砲ラーメンが何故か脳裏をよぎりました。
食べたことありますか?ガツンとパンチのあるこってりとんこつラーメンです。
めちゃくちゃ美味しいので食べたことのない方は是非。
では、また次の記事で!