araiとShoeiは2020年に新しいレトロなバイク用ヘルメットをリリースし、カスタムとモダンなクラシックライダーに、嬉しい悩みをもたらす選択肢を増やします。
ここ数年、ネオクラシックやネオクラと言われるようなレトロなデザインのヘルメットが続々と登場しています。カフェレーサースタイルが再び世間を賑わす予兆なのではないかと思わされますね。
ネオクラシックの流行をきっかけに、バイクに興味を持つ人が増えてくれることを祈ります。というわけで、今回は新しいネオクラシックなヘルメットといえば、ARAIのconcept-x(日本国内ではラパイドネオ)とSHOEIのthe glamster!
どちらも個別にレビューしておりますが、ネオクラシックヘルメットのレビューという切り口で2つを並べてレビューするのも面白いかなという企画です。では早速まいりましょう!
レトロヘルメット2強
コンセプトエックス(ラパイドネオ)とグラムスターの2つのレトロヘルメットはレトロな外観ながら、必要な安全性能や快適さを有したヘルメットです。
サーキットで1秒を競うような性能までは持たないものの、クラシックバイクで市街地を楽しく走るのに必要な性能はもちろん満たしているので安心して好きな方を選べば良いです。どっちがお好みでしょうか。
最近のレトロヘルメットというと、1980年代のEX-5を進化させたSHOEIのEX-Zeroがレトロなシルエットで爆発的な人気を誇っていますね。発売からしばらくの間は受注に生産が追いつかず、SHOEIの生産工場はフル稼働だったそうです。
レトロヘルメットのブームはEX-Zeroをきっかけに大きな波になっており、更に選択肢を用意するべくARAIとSHOEIから新しいヘルメットが登場しています!悩みは増えるばかりですね。
ARAI CONCEPT-X / ラパイドネオ
まずARAIとその新しい全面レトロなヘルメットを見てみましょう。Concept-X(日本国内市場ではRapide)。
特徴としては、ARAIからの発表があるようにシェルを作るのに使われた最新技術があげられます。ARAIの理念に沿う、硬くて滑らか、そして丸みを帯びたシェルは、単一の部品として形成された柔らかい多重密度のEPSライナーで満たされています。
FCS(フェイシャルコンターシステム)は、複数の層で構成された頬パッドを備えており、ちょうどいいフィット感に調整することが可能です。こめかみのパッドにも同じシステムを採用しています。
また、Concept-Xにはスピーカーポケットが付いており、通信システム用のイヤホンを簡単に快適に取り付けることができます。
外観に戻ると、よくテストされた効率的なVASバイザーシステムが使用されていますが、他のヘルメットに見られるサイドポッドを取り付けていないことにより、レトロな外観を生み出しています。
バイザーにはピンロックが搭載されており、またEPSライナー内の隠された多段通気口への空気の流入と通過を可能にする非常に効率的な換気性能を持ちます。
これは、ヘルメットの額の部分に通気口がなくても、ヘルメットの内部を通って冷却効果が得られることを意味し、ライダーは快適さと安全性を得ることができます。
あごの部分には6つの穴があり、後ろにはメッシュの裏地、開閉可能なシャッターがついている。これは、ヘルメットからの暖かい空気を外に放出することをより加速してくれます。
ネックカーテンの後ろに排気口、ヘルメットシェルの後ろにサイド排気口と2つの排気口があります。
CONCEPT-X/RAPIDE2020発売記念
Concept-Xには11色のカラーバリエーションが用意されており、特にクラシックなバイクに乗っている人は、思わずよだれが出そうなレトロなデザインがたくさん用意されています。まずはイギリスで発売される予定です。
詳しくはこちらでレビューしておりますので是非ご覧になってくれださい。
www.pastel-software.workSHOEIのヘルメットの特徴
レトロ仕様にカスタムをするライダーたちの意欲をそそるヘルメットとは、2020年に海外ではもう発売されているSHOEI Glamster(グラムスター)です。
グラムスターのシェルは、SHOEIの全シリーズと同じAIM構造を使用しています。この多層シェル(サイズは3種類)は強度が高く、軽量でデュアル密度EPSライナーと対になっています。裏地も取り外し可能で、チークパッドも交換可能なのでフィット感もバッチリです。
グラムスターは、ベルブリットを彷彿とさせるスリムなチンバーが特徴で、全周を見渡せる広い視野がライダーにとって魅力的な機能です。
ヘルメット本体の通気は、新しいCPB-1バイザーの上に開閉可能な通気口が開くという形で行われます。この通気口により、空気がEPSライナーの複数のチャンネルを通って、後部ネックカーテンの2つの小さな穴から出ることができます。
バイザーにはピンロック・シールド用のピンも付いているが、これは他のレトロなヘルメットにはないにしてもほとんどない機能だ。これは両方の新しいヘルメットに素晴らしい追加であり、天候の変化により適したものになるはずです。
Concept-X(ラパイドネオ)とGlamsterは2020年にやってくるネオクラシックブームを牽引するヘルメットになりそうです!グラムスターが日本国内で発売日を迎えるのを楽しみに待ちましょう!
その他にも国内、海外ヘルメットの多数のレビューをしておりますのでこちらからご覧になってください。
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では、また次の記事で!
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