マイクロソフトのメッセージセンター公表しているMC227429というコードで、Teams電話が発表されました。
従来の黒電話が世の中から殆どなくなって久しいですが、今の固定電話は従来型の電話回線のものが主流で、残りはIP電話が開通している状況です。
そんな中、LINEでの通話などネットワーク(LAN、インターネット)を介して通話することが当たり前になってきました。
このビジネスチャンスを活かすべくマイクロソフトがTeams電話を発表しました!
Teamsが全ての電話機をターゲットに電話機を開発
Teamsでの音声通話やオンラインミーティングが増加していることに伴って、マイクロソフトは色々な機能を追加したりアップデートしています。
WEB会議としての用途はもちろんのことなのですが、実は音声通話用として使われるケースが劇的に増加している状態と言われています。
そこでTeamsフォンという固定電話が用意されることになりました。
莫大な市場規模である、既存の固定電話・IP電話の市場を取りに来たのかもしれませんね。
Teams電話が遂に登場
Teamsの認証を受けた初のUSB接続電話機としてYealinkというメーカーから製品番号MP50が2020年12月に発売されます。
MP50は複雑な設定をしなくてもPCやドッキングステーションに差し込むだけで、ダイヤルパッドと受話器のある従来の電話形式でTeamsの音声通話をすることができます。
Teamsを起動したPCに接続している間は、着信があるとUSB電話機が鳴って知らせてくれる動作となります。
その他のメーカーでも、Audio CodesがYealinkと提携して電話機の発売を2021年春予定しています。
こちらはコストパフォーマンスの高いモデルになると言われています。
Teams電話に注力するとマイクロソフトが意思表明
2018年に最初のTeamsフォンが市場に登場して以来、マイクロソフトは製品ポートフォリオにさまざまなオプションを追加してきました。
スマホのTeamsアプリは、実はそもそもOEMパートナーであるYealink、Audiocodes、Polyとともに作られているという経緯があります。
Teams内のチームのやりとりも表示することが可能
Teamsディスプレイは、パートナーであるLenovoが市場に投入したコラボレーション体験の最新カテゴリーです。
ThinkSmart Viewに搭載されたTeamsディスプレイは、人工知能(AI)とコルタナ(Cortana)を統合した市場初のデバイスとして登場します。
コルタナを使用した音声コマンドを利用して、相手とのビデオ通話を即座に行うことができます。
また、ディスプレイを使用して、アカウントに紐づく通知やアラートが表示されるようになっています。
Teamsフォンがアップデートされていき、オフィスで利用している電話番号への着信を受けられるようになれば、既存のIP電話のシェアは大きく変わっていくことが考えられます。
新しい情報が入ればまた本ブログでお届けしていきます。お楽しみに。
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