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育児まっただ中のSEパスコーが経験したIT・子育てについての経験をお届けするブログ。趣味であるバイクにあまり乗れないことから、欲しい物のレビューを書くことで楽しんでいる。バイク関連がメインコンテンツになりつつあります。

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2021年の自動ブレーキ義務化決定で下取りが高騰。実は値引き合戦も開始しており乗り換えは今がチャンス。

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自動ブレーキ義務化決定

2021年から段階的に自動ブレーキの義務付けられることが国土交通省から発表されたニュースは見られましたか?大きく4点あるのですが、最大のポイントとして、自動ブレーキの義務化が決まりました。

 [1]衝突被害軽減ブレーキの国内基準策定
乗用車等の衝突被害軽減ブレーキに関する国際基準の発効を受けて、令和2年1月に国内基準を策定する。国内基準においては、世界に先駆け令和3年11月以降の国産新モデルから段階的に装備を義務付ける。

そんな発表が2019年12月17日にあったのですが、実はこのタイミングで、車の乗り換え検討は今が下取り高騰中でチャンスが到来しているという情報がはいってきました。

直近2~3年の台風・大雨の被害で自動車の水没事故多数

近年、鉄道各社が数日前には計画運休を発表するぐらい、非常に大型の台風が日本を襲いかかることが増えてきました。

私パスコーのいる大阪でも2018年にやってきた超大型の台風21号の被害が凄まじく、近所にあるマンションの屋根がベリベリと剥がれ、空を舞い、府道の真ん中に落ちるという恐ろしい事態が発生しました。

もし、私の家の方に飛んできていたら、ここに居なかったのかもしれないと思うと今でも恐ろしく感じます。当日、学校が休校となり隣に居た娘も屋根が飛ぶのを見ており、台風は恐ろしいものだという認識をしているようです。

 

そんな大型の台風や、豪雨が日本列島各地に襲いかかることが増えており、日本中で自動車の水没事故が大量に発生していると、付き合いのあるトヨタ社の営業マンが教えてくれました。

水没による中古車の品薄と、新車の高騰が下取り価格を押し上げている

自動車の水没事故により、多くの中古車はそのままスクラップとなってしまうようです。結果、①中古車市場に商品(中古車)が少なく、多少高くても売れる需要があるのに商品がなくて困る=下取り価格を上げてでも買い取りたい状況にあるそうです。

自動車のディーラーはもちろん、中古車販売の機会損失によるマイナスは新車販売で取り返さなくてはなりません。

が、しかし、②最近の新車が標準販売価格が高騰しているのだそうです。理由として、「自動ブレーキ」や「車の4方に衝突防止のセンサー」が標準的に搭載されているからだそうです。

そして、今回の国土交通省の決定事項により③正規ディーラーは2021年以降、自動ブレーキを装備した車でないと取り扱いができなくなる見込み、というものでした。

 

日産セレナから、そろそろ乗り換えませんか?と持ってきていた見積を見せてもらったところ、トヨタのミニバンの主力である、「ノア」の上位グレードは400万円を超えていました。確かに私の認識と100万円ぐらい乖離があります。

 

②だけで、7~8年前と比べると新車の価格は100万円近く上がっているとのことでした。結果、新車が売れなくて苦戦している店舗が多いそうです。

私も残念ながら、ノアの400万の見積もりを見た瞬間に、今乗っているセレナでできるだけ引っ張りたいなと思いました。

多くの自動車検討中の人が、えっ、ノアで400万?!高くない?と口にし、ヴェルファイアの見積を取ると600万円クラスになり絶句し退店するそうです。それぐらい新車販売が苦しい状況とのことでした。

その上、ディーラーとしてはもうすぐ③により自動ブレーキを備えた車しか取り扱えなくなっていくので非常に焦っている状況になっているようです。

ディーラー決死の打開策は下取り価格up、値引きup

2021年から段階的に自動ブレーキが義務付けられていくと、すべての車種の価格が最終的には100万円前後、高くなるようなことに見舞われると想定されます。

 

ではどうやって車を売るか、ということを考えるとやっぱり、可能な範囲で自動車の販売時の利益を削るしかない。まずは市場に車を出すことからやろう、となっているそうです。

 ということから、市場で商品の足りない中古車の下取り価格をめいいっぱい高くし、新車をたくさん売るために台数限定などの値引きのキャンペーンも打つということをしているのだそうです。

 

キャンペーン対象のノアの乗り出し価格が398万円(税抜)。私の乗っているセレナHC26(年が明けると丸7年で車検)の下取り価格はおそらく90~100万円ぐらいとのことでした。

あとは値引きで50万円ほど、ということを言っていました。乗り出し価格250万円で7年乗ったセレナが新車の最上位グレードのノアになるという見積でした。そう考えると悪くない条件が目の前にあります。

 

今年度、各自動車メーカーは12月~3月にかけて、9月末のスマホの値引き合戦のような熾烈な争いを繰り広げることになるようです。

もうすぐ乗り換えかな、と思っておられるかたは今年度がきっとチャンスです。ご検討を進めてみてはいかがでしょうか。お役に立てば幸いです。

 

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では、また次の記事で!

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