最近はshoeiのex-zeroを筆頭に、レトロなヘルメットの人気がものすごいですね!AraiからもConcept-X(アライ コンセプトエックス)というレトロヘルメットの情報が入ってきましたのでお届けします。
この赤いヘルメット。レトロなのにかっこよさ抜群です!このモデルのようにかっこよくヘルメットをかぶりたいものですね。
どんなヘルメットなのか、早速、Arai Concept-Xのレビューにまいりましょう!
ARAI Concept-X概要
海外の大手情報サイトchampion helmetsによると、Arai Concept-Xは、Arai Urban-V(アーバンブイ)と同様に、過去に大ヒットしたヘルメットの技術を用いて、Arai Defiant-X(ディファイアント エックス)のような、よりレトロなスタイルのヘルメットとして開発されているとのことです。
アグレッシブに見えるチンバーは言うまでもなく、Arai Concept-Xでは、特徴であるレトロな雰囲気と、モダンな雰囲気の両方兼ね備えています。
なるほど、熟成された技術を組み合わせつつ、市場のレトロヘルメットニーズを満たすようなデザインに仕上げてきたというわけですね。
シェル
Concept-Xのシェルは、Araiのスーパーファイバーを積層構造にして作られており、グラスファイバーよりも強固かつ軽量に仕上げています。
それを証明するためにAraiの社内試験をクリアしており、なおかつE22-05の安全評価も受けています。
ヘルメットは丸くて滑らかな形状をしているため、衝撃を吸収するのではなくどんな角度の衝撃も跳ね返す設計になっています。シェルの大きさは3種類になっています。
ヘルメットの形状は非常に美しい丸いラインを描いていますね!
換気性能
換気性能に関しては、Concept-Xはあまり良くないように見えるのですが、実際にはかなり換気性能は良好です。
上下に動作させることのできる、2つのバイザー付近の通気口があり、ヘルメット全体に新鮮な空気を吹き込むことができるようになっています。
あごの下には、なんと6つもの通気口があり、内側のスイッチで開閉操作ができます。
Cencept-Xにおいて、Araiはシェルをできるだけクラシックな様相にすることでレトロな雰囲気に仕上げることに注力しているようです。
バイザー
バイザーを見ると、Pinlockレンズではなく、VAS-Vバイザーシステムというものが搭載されています。
VASはVariable Axis Systemの略で、バイザーを開くとピボットポイントも一緒に移動するもので、このバイザーシステムは、バイザー自体がシェルにぴったりくっつくことで安全性を高めてくれます。
また、ロックシステムも備えており、運転中もしっかりとロックされます。バイザーの視野は快適で、プラスチックのネジで固定されている設計になっています。
ライナー
裏地は取り外して洗濯も可能です。上質な素材を使用し、内側にはメッシュを施しています。裏地がとても柔らかいのでヘルメットをかぶるのも楽です。また、裏地は取り外し可能です。
頬パッドは取り外しできない仕様のため、ヘルメットの中に通信デバイスを入れるのはあまり用意ではありません。
このヘルメットにはEPSの溝はないのですが、ヘルメットの周りの空気を流すために隠れた部分に穴があります。
その他の機能
遮音性に関しては、このヘルメットは非常に高いのですがバイザーの通気口から音が多少入り込みます。
Concept-Xにはその他にダブルDリングロックシステムが付属しています。
他のAraiのヘルメットと同様、5年間の保証付きになっていることからも品質にはメーカーであるAraiも自信を持って製造していることが伺えます。
レトロなヘルメットとして、Arai Concept-Xは、現代的かつレトロなネオクラシックスタイルの特徴と、優れた保護機能を見事に融合させた、素晴らしいレトロなヘルメットです。
Concept-XはAGV X3000をライバル視しているように見える一方で、X3000よりも通気性という面では優れているという声が多く見受けられます。
価格
希望小売価格約579ユーロ、約630アメリカドルということになっています。記事執筆時点では未発売のため、記事中でCencept-Xと比較対象に出てきたヘルメットたちを代わりにご紹介いたします!
その他にも多数の国内・海外ヘルメットのレビューをしていますのでこちらから是非ご覧になってください。
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では、また次の記事で!
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