ヤマハの次のRモデルはR9とR2になるかもしれないと業界で話が上がっています。
ヤマハの新型「YZF-R7」の存在は、当サイトでも早々に記事でお伝えしていましたが、ヤマハはさらに多くのRモデルを計画していることが判明しました!!
YZF-R7についてはこちらで紹介していますのでご覧になってください。
日本ではR1からR9、さらにR15、R20、R25の名称で商標登録を申請していることがわかり、更に複数国の市場で新たに商標を申請した情報から、R7に続く次のモデルはR9とR2になるのではないかと考えられています。
- R2やR9を含む商標を主要なバイク市場で申請!期待が高まる。
- R9は890ccの3気筒CP3エンジンと予想
- R2はKTM RC200のライバル車か
- YZFの文字は消えていくのか
- R2とR9の発売日、価格
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R2やR9を含む商標を主要なバイク市場で申請!期待が高まる。
ヤマハは「R2」、「R7」、「R9」の名称で、欧州連合知的財産局、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、スイス、ウルグアイ、米国特許商標庁など、各知的財産局に商標登録出願を行っています。
いずれの場合も、個々の出願は、パリ条約と呼ばれるプロセスを用いて、日本で行われた先行出願を参照しています。
パリ条約について少し細くすると、出願人たるヤマハが最初の出願を受けて、追加の市場で商標に対して日本と同様の権利を申請することを認めるものです。
これは商標法ではかなり一般的な慣行で、パリ条約では最初の出願日がその後のすべての出願に認められるため、出願人は複数の市場で同時に商標を出願しなくても日本で出願した権利があとからでも得られるというルールになっています。
今回の出願で興味深いのは、R2、R7、R9の名称のみが保護されようとしていることで、これらの名称がより早く使用されると考察するのが素直です。
そしてR7はすでに発売されているので、次はR2とR9の文字に必然と注目が集まるとうわけです。
もちろん、商標登録されたからといって、必ずしも製品化されるとは限らないことを忘れてはなりませんが、商標登録は企業の計画を示すものであるため、R7を含む3つの名称を持つバイクを複数の市場で選択的に出願されたことは、期待していいものだと考えるのが妥当です。
R9は890ccの3気筒CP3エンジンと予想
R9に搭載されると推測される890ccの3気筒エンジン「CP3」は、「MT-09」や「Tracer 9」に搭載されている。
もう1つの選択肢である847ccのエンジンは「XSR900」や3輪の「Niken:ナイケン」に搭載されています。
ヤマハの689ccCP2ツインがR7に搭載されていることと、フルカウルのスポーツバイクのベースとして考えると、R9に搭載されるのは恐らく890ccのCP3だろうと言われています。
R2はKTM RC200のライバル車か
R2のターゲットはどういったユーザーになるのか興味深いものです。
R2という名称から、200cc台の排気量を想定した場合、新しいスポーツバイクに相応しい既存のエンジンがありません。
KTM RC200が人気となっていることから、ライバル車として市場へ投入すると考えるのがスムーズな流れと考えることができますがヤマハの公式見解はまだ出ていないです。
TW200やVStar250のような空冷のキャブレターエンジンも、フューエルインジェクションでありながら空冷のXT250エンジンも似合わない。。
これらのエンジンはいずれもユーロ5に適合していないため、EUでは発売ができないものになってしまう。
そう考えると、R15 V4の開発がテスト走行の段階に進んでいることを踏まえて、R15 V4のエンジン排気量をアップさせたモデルになると想像するほうが現実的かもしれません。
R15 V4の最新情報についてはこちらでご紹介。
ヤマハはアジア市場でR25を販売していますが、これはR3を改良したもので、250ccのライセンスレベルを満たすためにエンジンを小さくしたものです。
R25ともR3とも違う、R2というバイクを出すからにはきっと特徴的なスペックが含まれると想像するのですが、まだ現在は詳細の情報は得られていません。期待しつつ待ちましょう。
1つだけ確実に言えるのは、世界最大のバイク市場インドではBajaj Pulsar RS200など200ccクラスが売れているというビジネスサイドからの事情を考慮している可能性があるということです。
YZFの文字は消えていくのか
今回の商標登録出願は、スポーツバイクの名称に含まれる「YZF-R2」ではなくR2として商標出願をしているということが特徴的です。
ヤマハのスポーツバイクは、北米や日本では「YZF」を使用していますが、ヨーロッパでは「YZF」を使用していません。
元々YZFは "Yamaha Racing Four-Stroke "の略で、ヤマハの4ストロークを定着させることも目的とした名称としていましたが、4ストロークが今や標準的なものになっているので、付与しなくても良いという判断があったのかもしれません。
電動バイクのラインナップも増えてきていますので、YZFではない新たなシリーズが登場してくるのは時間の問題でしょう。
R2とR9の発売日、価格
「R2」と「R9」の名称についてですが、今回の商標登録では、コンセプトモデルや市販モデルの発表時期、発売日については明らかにされていません。
2022年の発売も考えられますが、詳細情報がまだ出回っていないことから中朝敵的な開発になるかもしれませんね。2023年に持ち越しというストーリーもあるでしょう。
無料査定をしておいて、価格を見たときに今乗っているバイクがいくらで売れるのかわかるようにしておきましょう!
R4、R5、R8も発売され、Rシリーズがすべて揃う時が待ち遠しいですね。
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