Teamsで情報共有・コミュニケーションをする時に他のWordやExcel、PDFなどから内容をコピー&ペースト(以下コピペ)することがあります。
その際に、元データの書式を含んだ形で貼り付けされることによって見づらくなってしまうことがあります。
今回の記事では、このコピペで見づらくなる現象の回避方法をご紹介します。
- Teamsに貼り付けすると見づらくなる現象
- Shiftキーが救世主。Ctrl + Shift + Vで貼り付ければ書式なしペースト
- 過去のクリップボードから貼り付けるWindows+Vでも流用可能
- 無料記事:Teams活用のノウハウ
Teamsに貼り付けすると見づらくなる現象
まずはどのようなことが起きるか見てみます。
次のような内容をTeamsに貼り付けてみます。
Teamsにコピペすると、次のような状態になります。
このままでも良い場合もあるかもしれませんが、赤字や太字、斜体などの書式を含んでいるために、伝えたいポイントと違うところが強調されてしまうことになりかねません。
書式設定をすべて排除したプレーンテキストでいいのにな、と設定箇所を探すことがあります。
Shiftキーが救世主。Ctrl + Shift + Vで貼り付ければ書式なしペースト
コピペをする際には通常、Ctrl+Cでコピーして、Ctrl+Vでペーストしているかと思います。
この、Ctrl+Vでペーストをする時にShift(シフト)キーも同時に押すことで書式を排除したペーストが可能になります。
早速、先程の文章をTeamsにペーストしてみます。
たったShiftキー1つを押すだけで解決です。
1つ押すだけなので、活用していきましょう。
過去のクリップボードから貼り付けるWindows+Vでも流用可能
Ctrl+Cでコピーして、Ctrl+Vでペーストすると、最後にコピーした内容しかペーストすることができませんが、Windowsには過去にコピーした複数の内容の中からペーストする機能があります。
Windowsキー(旗マークのキー)+Vでクリップボードの履歴内容が表示されます
これらの中から、選んでEnterキーかマウスクリックすることでペーストが可能になるというものです。
このWindows+V方式のペーストについても、Shiftキーを押しながら実行することで書式なしのペーストが可能になります。
予め、履歴から貼り付ける機能を有効化しておく必要がありますので確認しておきましょう。
この、Shiftキーを押しながらのペーストはTeamsの機能ではなくWindowsの機能です。
アプリケーションによって利用の可否はあるでしょうけれど、いろいろなところで使えるテクニックなので身につけておくと作業効率があがることは間違いありません。
活用していきましょう。
今回はここまでとします。
Logicoolのマウスなら、Ctrl+Shift+Vを1つのボタンに割り付けができるのでおすすめ
無料記事:Teams活用のノウハウ
最後までお読みいただきありがとうございました。
では、また次の記事で。