テレワーク時に活躍してくれるTeamsのWEB会議。
会社にいないのに会議ができるTeamsは、今やなくてはならないものになりました。
組織やプロジェクトチームの会議をする時にも必ずと言っていいほど利用しています。
しかし、Teamsがあればお互いの顔が見えるものの、一体感が得られにくいことが課題になっていました。
自分の担当の仕事はしているけれど、まるでフリーランスの集団のような、そんな気持ちになるというのです。確かに何ヶ月も自宅からTeams会議に参加をしていて、同じチームのメンバーと顔を合わせることがないと、一体感が得られないという気持ちはわかる気がしますね。
ということで、マイクロソフトはその課題に対してトゥギャザーモードという視覚的な機能で一体感が得られやすい機能を追加してくれました。
では早速、ご紹介をしていきます。
一緒にいる気分にさせてくれるトゥギャザーモード
会議の一体感を高める機能は、Teamsに加えられた新しい会議エクスペリエンスという新機能の中に、トゥギャザーモード(Together Mode)という名称で実装されました。
これは、5人以上の参加者が映像を共有できる状態である場合に利用が可能です。Teams会議に参加している全員を大学の講義室のような仮想的な背景にまとめて表示をしてくれるというものです。
9分割の画面に区切って表示している状態よりも一体感がありますよね。
会議への参加人数が増えてくると、カメラが引いたような形で皆が表示されるように自動で調整をしてくれます。
トゥギャザーモードの使い方
トゥギャザーモードはまず、新しい会議エクスペリエンスをオンにする必要があります。
こちらの記事で設定方法を解説していますのでご参考にされてください。
新しい会議エクスペリエンスをオンにした状態でTeams会議に参加したあと、ウィンドウの右上に移動した、おなじみの三点リーダー「・・・」からTogetherモードをクリックすることでトゥギャザーモードが利用可能です。
ちなみに、WEBカメラを誰もオンにしていないと、無人の講義室と化してしまいます。
会議に入っている人はたくさんいるのですが、非常に寂しい状態です。
トゥギャザーモードはWEBカメラがオンの会議で活躍する機能ということです。
では、誰か1人がWEBカメラをONにすると、人数に応じたサイズに自動で調整されて表示してくれます。
私が参加していた会議では右側の方がカメラと顔が近くて、非常に顔が大きく写っていました。このあたりは利用者側が工夫する余地もありそうですね。
トゥギャザーモードは更に機能追加が予定済
今後の発展としては、コーヒーショップモードという、まるでスターバックスで一緒にコーヒーを飲みながら会話するような雰囲気のモードも順次、実装されていくとのことです。
こういう視覚的な改善によって、孤独感が和らいでいき一体感が得られるのでしょうね。とても嬉しいアップデートです。
今後の機能追加にも期待しましょう!
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最後までお読みいただきありがとうございました。
では、また次の記事で。