作ったファイル、ファイル名は覚えているものの、TeamsかOneDriveかSharePoint Online(SPO)のどこに保存したかわからなくなることがありますよね。
そんな時にファイルの保存場所をサクッと見つける方法を今回の記事でご紹介します。
では、早速操作していきます。
Office.comで検索しフォルダーを開く
探し方は、ブラウザーでまずoffice.comを開くところから操作を開始します。
画面の「サインイン」からサインインを行います。
サインインが完了すると、Microsoft365へようこそ画面が表示されます。
画面上部の検索ボックスに、ファイル名を入力します。
うろ覚えでも入力し始めればサジェスト(候補を予測して提示してくれる)してくれるのは非常に便利な機能です。
ファイル名を入力したら、キーボードのENTERキーもしくは「結果をさらに表示」をクリックします。
結果が表示されます。このまま目的のファイルを操作したくなるところですが、そのまま操作してしまうと再び保存先がわからないままになってしまうので少し我慢します。
今回はファイルの保存先を把握することが目的でした。
目的のファイルが見つかったら、ファイル名の右側に表示されている三点リーダー「・・・」をクリックして、「フォルダーを開く」をクリックします。
次の画面ではファイルの保存先である、SharePoint Online(SPO)の画面が表示されます。
ここが保存先であることが確認できます。
Teamsの場合は、SPOの画面からチーム名、チャネル名まで確認できます。
今回のファイルはTeamsの「 株)パスコーソフトウェアチームのGeneral(一般)チャネル」にファイルがあるということがわかります。
チーム名の横にTeamsのマークが書いてあるので、Teamsの保存先としてのSPOであることも認識できます。
ファイルの保存先をTeamsデスクトップアプリで確認する方法
SPOの画面ではなくて、Teams(WEBブラウザーもしくはデスクトップアプリ)の画面で確認することもできます。
操作方法は簡単で、先程のSPOの画面でTeamsのアイコンをクリックするだけです。
クリックして少し待つとTeamsの該当チーム/該当チャネルの画面が開きます。
ファイルタブをクリックすると、確かに検索したファイルの保存場所がここであることが確認できました。
保存先の確認方法はここまでです。
ぜひ活用していきましょう。
ちょっとひとこと
TeamsやOneDrive、SPOなどのクラウドストレージにデータを放り込んでいくと、どこに入れたか意識しなくて良い反面、どこに入れたか把握していない問題に直面することがありますので、効率的な探し方を覚えておくというのは有用なスキルです。
技術的には、Teamsの裏にはSPOがあり、SPOの一部にはOneDriveが存在するという構成になっているので、Teamsに保存してもSPOに保存しても、OneDriveに保存しても全てSPOに保存したとして扱われています。
しかし、それぞれが別のサービスとして提供されていますわかりにくいですよね。
とくにSPOはUIが万人受けするものではないので、少し心理的なハードルがあるかなあと思います。
とは言え、知っていればキーボードとマウスのかんたん操作で保存場所の確認ができるので、今回の記事を見ながら操作して見つけられたら幸いです。
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ちなみに、特定のチャネル内にある書き込みを探したい場合はこちらの方法で探すこともできます。どちらも知っておくと便利です。
現役エンジニアが書くTeams活用のノウハウ
最後までお読みいただきありがとうございました。
では、また次の記事で。