には、最新のテクノロジーを網羅的に搭載しています。
最先端の技術を詰め込んだ「スマートヘルメット」のアイデアは、頭部を守りながら、さらなる開発のための情報を常にフィードバックをし続ける機能があります。
スマートヘルメットの分野に参入しようとしているテクノロジー企業であるICH:Intelligent Cranium Helmets は、必要に応じて追加や交換が可能なモジュール技術を搭載したヘルメットのシリーズに取り組んでいます。
- カメラやセンサーがライダーに気付きを与え、危険を回避できる
- ボイスコントロールを始めとして、多数の機能が搭載
- ECEやSNELLをもクリアする安全性能を兼ね備えたヘルメット
- 挑戦するだけでなく支援者も守る姿勢を示すICH、成功を応援したい
- あわせてよみたい
カメラやセンサーがライダーに気付きを与え、危険を回避できる
ICHの製品であるiC-Rヘルメットには、Skully AR-1など、他のスマートヘルメットが持っているのと同様に非常に多くの機能が搭載されたスマートヘルメットです。
多数の機能の中で素晴らしいと高く評価されている機能は、一体型のヘッドアップディスプレイに装着者の背後240度の視界を提供するリアカメラです。
カメラの映像と、目で見える前方120度の視界と組み合わせることで、ライダーの周りの死角がなくなります。
加えて、ヘルメットには近接センサーも搭載されており、他の車が近づきすぎて快適に走行できる状況が損なわれることを警告してくれる機能も搭載されています。
ボイスコントロールを始めとして、多数の機能が搭載
iC-Rヘルメットのもうひとつの特徴は音声による操作、ボイスコントロールです。
ヘルメットの外側に付けるNuvizのヘッドアップディスプレイやGoProのような形状や操作感ではなく、特定の言葉でヘルメット内部の特定の機能を作動させることができます。
例えば、"Record my ride"と話すだけで、ヘルメットの上に取り付けられた前方カメラが起動し、モトブログを作成することができます。
他にも、「音楽を再生する」や「救急コール」などの音声コマンドがあり、万が一の事故の際の安心感としても心強い機能です。
CEOのAmbrose Dodsonが語る動画は、最上位モデルであるiC-Rs+のハイテク機能の多くを紹介しています。
ECEやSNELLをもクリアする安全性能を兼ね備えたヘルメット
注目すべきは、iC-Rが従来の安全対策も怠っていないことです。
メーカーであるICHは一般発売までの間にDOT、スネル、ECEの認証取得を目指して開発をしています。
ヘルメットは人間の最重要部分である頭部を守るための装備ですから、安全性能も高いというのは超重要ポイントです。
また、快適性もおろそかにしていません。iC-Rには5つの通気口があり、上部に3つ、側面に2つの通気孔が設計されています。
これは多くのヘルメットの中でも、積極的に空気を循環させる設計しそうであることがわかります。3口ぐらいのモデルも多いですからね。
まだまだ終わりません。他にも音楽のストリーミングや他のライダーとのBluetoothメッシュ通信などの機能も標準装備されている。
挑戦するだけでなく支援者も守る姿勢を示すICH、成功を応援したい
過去にこのようなスマートヘルメットプロジェクトで見てきた問題は、Nuvizのように跡形もなく消えてしまうか、Skullyのように顧客がお金を払って購入した実際の製品が出てこないということです。
尖ったテクノロジーを持つベンチャー企業が大成するには大きな山を超えねばならないのです。
ICHも同じにようになるのでは、と思ってしまうかもしれませんが、ICHはWEBサイトで高い技術者を雇い、受け取った資金を奪ったまま終わらないことを明確に宣言しています。
珍しいケースで、"もし前へ進むために十分な資金を調達できなかった場合、調達した資金はすべて疑うことなく支援者に返却されます。"と太字で下線を引いて書いています。
実際、CEOが話す動画の中では、ICHが賭けている技術が実際に機能していることを示しています。
iC-Rが実際に販売され、ツーリングの際にかぶれることを期待して待ちましょう。続報が入ればお届けいたします!
あわせてよみたい
最期までおよみいただきありがとうございました。
ではまた、次の記事で。
参照:https://www.rideapart.com/news/459593/intelligent-cranium-helmets-smart/