出た!ガイコツ!
見た瞬間に思うのはガイコツっぽさに集約される。一度見たら忘れない、強烈なインパクトをもたらしてくれるのは世界選手権であるGPで走るライダーもかぶるBELL(ベル)の最新モジュラーヘルメットBroozer(ブルーザー)です。
外見はこんなにもインパクトが強いのに高性能なんです。早速、どんなヘルメットか、海外ヘルメットレビュー参りましょう!
- BELL Broozer製品概要
- 安全性能(Sharap Test:シャープ試験)
- SHELL:シェル(帽体・外殻)
- Visor:バイザー・サンバイザー
- Ventiration:換気性能
- Liner:ライナーライナー(衝撃吸収ライナー・緩衝体・スチロール)
- Size、Weight:サイズ、重さ
- 価格、発売日、その他
BELL Broozer製品概要
Bell Broozer(ベル ブルーザー)は、①フルフェイスと②オープンフェイスの2パターンのヘルメットとして使用することが可能なモジュラーヘルメットです。
取り外し操作をすることでチンバー(顎の部分)を簡単に取り外したり取り付けたりすることができるという、2つのヘルメットの役割を兼ね備えている、モジュラーヘルメット。
優れた便利さと、ガイコツ感がかっこよくも怖い感じでインプレを、と言われると怖いが一番かも?!
そんなBroozer(ブルーザー)には、実はBell Rogue(ローグ)という先代ヘルメットがありました。Bellはこういう路線も以前から出していたのです。
世界のGPライダーもかぶるBellのヘルメットですから、ただのヒラメキではなく練り上げられた歴史のあるスタイルということですね。
Rogue(ローグ)も取り外し可能なフェイスマスクを備えていましたが、半ヘルスタイルなので、安全性という意味ではスポーツ走行には向かないものでした。
小排気量のバイクで近場を走るためのヘルメットとしてはインパクトが強くていいですよね。こちらはDot規格のみ承認クリア。
さてBroozer、骸骨っぽいなぁと思っていましたがかぶるとカッコイイことが大判明!下の写真、めちゃくちゃかっこいいですね!
後に述べますがヘルメットの軽さも売りの1つです。1.8kgぐらいが多いモジュラーヘルメットですが、Broozerは何kgだと思いますか?超、ご期待ください!
安全性能(Sharap Test:シャープ試験)
Sharpテストはまだ受けていません。
その他の規格では、アメリカのDot規格およびヨーロッパのECE22.05規格の承認をクリアしています。(ECEはJISよりかなり厳しいのでJISクリア以上です)
Broozer(ブルーザー)はチンバーを外した状態でもDOTおよびECE規格をクリアしているという安全性能の高さも評価されています!
多くのモジュラーヘルメットは、フルフェイススタイル時のみ認証クリアしているので、このようにチンバーを外した状態でクリアしていることが明記されているヘルメットは少ないのです。
素材や製造技術の進化で安全性が上がっていることを感じますね!
SHELL:シェル(帽体・外殻)
シェルは、ポリカーボネート素材で作られた3サイズが用意されています。この3サイズというところにBellが単なるヒラメキで作ったヘルメットではないことを大いに感じることができます。
シェルを3サイズ用意しているヘルメットは、ミドル~ハイグレードに近いラインナップの設計で見受けられます。低価格帯のヘルメットでは1~2つのシェルが用意されていることが普通です。
シェルサイズしかり、DotやECE認証クリアしかり、メーカーは本気で作っていると安心して選ぶことができます!
Broozerには2つのフェイスシールド (1つは透明、もう1つは煙) も付属しており、これも嬉しい特典。
Visor:バイザー・サンバイザー
安全性に次いで、ヘルメットに対して2番目に求められる性能はクリアな視界の確保。Broozerの性能は、フルフェイスヘルメットに匹敵すると海外サイトで専門家のレビューを受けています!
ヘルメットにはドロップダウン・バイザーが内蔵されていて、額の両側の小さなタブで下にスライドさせることができます。このアンチスクラッチバイザーは、展開時にしっかりと密閉してくれます。
Ventiration:換気性能
外観が非常にシンプルでスタイルッシュなヘルメットにはあることなのですが、吸気口・排気口を多くするとデザインへの影響が大きいため数は少なめな傾向があります。
もちろん、中央の吸気口は開閉可能で、ヘルメット上部には通気口がありますので性能に問題はありませんが、後部の排気口は用意されていないそうです。どうやって空気を循環させるかは、内部構造の工夫に一見の価値ありです。
Liner:ライナーライナー(衝撃吸収ライナー・緩衝体・スチロール)
取り外し可能で洗濯可能なライナーとイヤーパッドで構成されています。デザインはまるでガイコツと、アグレッシブなものになっていますが内装は非常にやわらかで肌触りがよく、クッション性の高いものになっているそうです。
イヤーパッドが取り外せるし、メガネの装着にも対応しているそうです!外観とのギャップがたまりません。
さて、空気の循環についてはここがポイント。
EPSライナーには溝と穴があり、空気が頭部を上手に循環するように設計されています。吸気口が2つしかないにもかかわらず、ブルーザーはバイザーを下げた状態でも十分な空気の流れを可能にしています!さすが!
調節可能なラチェット式チンストラップという、クイックリリースのシステムが組み込まれています。緊急時には赤いタブを素早く下に引っ張るだけで救急隊がヘルメットを脱がしてくれます。これも安全性能の1つですね。
Size、Weight:サイズ、重さ
中間の楕円形の形状をしているので、殆どの方に適していると評価されています。
さて、気になる重量は、なんと1350g!1.35kgしかありません。軽い!ヘルメットが軽いと首や方の疲れが少ないですから、これは素晴らしい性能。
価格、発売日、その他
現在5種類のデザインが用意されていて、既に発売されております!
くれぐれも、深夜にヘルメットをかぶったままコンビニなどお店に入るのは店員さんの心臓に悪いのでやめてあげてくださいね。
海外ヘルメットは、やはりYahoo!ショッピングの品揃えが良く価格も最安値が確認できました。実績のある店舗も多いしYahoo!経由なら安心だし、こちらからがおすすめです!
他にも多数の国内・海外ヘルメットのレビューをしています。ぜひこちらからご覧になってください!
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では、また次の記事で!
参照:https://www.getlowered.com/blog/bell-broozer-helmet-dot-ece-approved/
参照:https://hiconsumption.com/bell-broozer-modular-motorcycle-helmet/