250ccスポーツバイクの可能性を広げるバイクがまた1台、登場します。
イタリアのバイクメーカーであるアプリリアは、特にアジア市場やヨーロッパの初心者ライダーに向けて、新しい小排気量のバイク開発に力を注いできました。
このたび、最終的に全世界市場への投入が予定されているGPR250Rが登場しました。
マイルドなエンジン特性と、充実したスペックで初心者ライダーをとりこにする
GPR250Rは、中国で開催された西安オートエキスポで発表されましたが、その内容は非常に興味深いものです。
兄弟車であるRS660やRSV4と同様のアグレッシブなスタイリングで、レースにインスパイアされたフェアリングや、アプリリアの特徴である3ピースのスプリットLEDヘッドライトがアクセントになっています。
アグレッシブなスタイリングに加えて、250cc単気筒エンジンと、6速ギアボックスで構成されるパワートレインは、初心者にも優しい仕様と言えるでしょう。
GPR250Rの最高出力は26PS(馬力)で、一般的な250ccストリートバイクとほぼ同等の性能を発揮することができる。
CBR250Rが29PSであることを考えると、マイルドで乗りやすい出力になっています。初めてのバイクとして扱いやすい、と言えるでしょう。
どちらにせよ車検なしの選択肢が増えるのは大歓迎です。
エンジン出力からも分かる通り、GPR250Rはサーキットでタイムを競うようなスーパースポーツバイクではなく、スポーツバイクスタイルのストリートバイクであることはポイントになるでしょう。
その分、LEDヘッドライトやフルカラーTFTディスプレイなどのプレミアムな装備を搭載しています。GPR250Rは、41mm倒立フォークとプリロード調整式リアモノショックを採用。フロント300mm、リア218mmのディスクブレーキにはABSを標準装備しています。
価格
初心者向けのバイクにこれだけの機能を搭載すると、かなりの金額になると思われますが、アプリリアはこのバイクを非常に押さえた価格で発売することを発表しています!
中国では26,800人民元(4,144アメリカドル、日本円で46万円)相当の価格で、充実した装備を満載したプレミアムな初心者向けスポーツバイクを手に入れることができることになります。
アプリリアが日本でも、GPR250Rを投入する際にこの価格を維持してくれることを期待です。
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最後までおよみいただきありがとうございました。
では、また次の記事で。
一番安いものでもよいので、保険はきっちりかけておきましょう。