ターボチャージャーを搭載した650馬力の出力を持つ、世界記録破りのスズキハヤブサ(GSX-1300R HAYABUSA)は、BDRパフォーマンスが開発したもので、3万ポンド(約410万円)という手頃な価格で購入することができるそうです。
650馬力の驚異的なスピードは悪魔の魅力だ
恐ろしい加速度でスピードを増していく体験は、まるで悪魔の魅力と言われるほど。
そんな命知らずなマシンを手にしたい猛者は、この650馬力(通常のハヤブサの3.25倍相当)のターボチャージャー版のハヤブサが最適なマシンとなるでしょう。
このバイクは、BDRパフォーンスのミック・エリス氏という人が設計した世界最速記録を持つマシンで、ターボチャージャーを取り付けて時速250マイル(約402km)以上を叩き出す仕様になっています。
この速度が計測できるスピードメーターももちろん特別仕様だ。
その後、ミック・エリスの妻のベッキー・エリスは、2014年にバイクに乗った女性の中で史上最高速度の264.1マイル(425km)を記録し、世界新記録を達成した。
(2015年にベッキーは自分の記録を破ろうとして衝突事故で命を落とした。今も彼女が今も持っている世界最高速度記録。)
誰でも30000ポンドで世界最高速度のハヤブサが手に入る
このハヤブサは現在、市場で3万ポンド(410万円)で販売されています。
確かに極端なスペックではあるものの、世界最高速度を叩き出すことができる設計と、実現する技術を持つバイクにしては比較的控えめな金額と言えるかも知れない。
2年後、Becci Ellis氏が最高速度記録を更新したハヤブサの心臓部には、Garrett GT35ターボ、1000ccボッシュインジェクター、アンダーカットギアボックス、Carrilloコンロッド、低圧縮ピストンを搭載したGen1 1300ccエンジンを使い、19オクタン価の燃料を必要とします。
これは最早ハヤブサと言って良いのかわからない状態になっていますが、ヘッドライトのないアフターマーケットのシートハンプとレースノーズパネルを含むように調整されているそうだ。
新型が発売されたり、フルカスタムなどによって姿形を変えつつも、1999年の発売から20年以上経ってもライダーの心を魅了し続けるハヤブサ。
まったりツーリングすると余裕を見せてくれるハヤブサも良いし、時速300kmどころか400km以上の速度域へも到達することも可能なハヤブサの懐の深さに、私達ライダーはこれからも魅了され続ける。
オーナーの皆様、次はハヤブサのどこをカスタムするご予定ですか?(私はユーザー車検の前にバッテリーを交換しないと....)
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では、また次の記事で。
参照:https://www.visordown.com/news/general/650hp-world-land-speed-record-breaking-suzuki-hayabusa-grabs